ふくらはぎ肉離れ
- 肉離れ
- 愛知県江南市
- 40代 主婦
- 女性
バレエの発表会前にふくらはぎを肉離れしてしまい、症状としては軽いものだったのですが、発表会が近いということもあり、どうしたものかと思いつつ、…
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スポーツ障害の患者さんの声
ハムストリングの痛みを感じ、先生に相談し、症状を説明し、治療を受けました。 3~4回治療後に改善が感じられ、その後徐々にジョギングを再開、完治まではリハビリが必要と説明を受け、治療、リハビリ、適度のジョギングを行っています。 (患者さま個人の感想であり治療効果を保証するものではありません)
※ 患者さん個人の感想であり、治療効果を保証するものではありません。
ハムストリングス(大腿後面の筋肉群)の痛みが軽減しているようで、嬉しく思います。
この患者さんは習慣的にジョギングをされており、過去にも同じ部位に同じ痛みを繰り返しているとのことで、継続的な治療が必要だとお伝えしました。慢性的な疲労の蓄積によるものが原因と考えられるからです。来院当初から患者さん自身は「肉離れ」を疑っていましたが、状態はそこまで悪くはありませんでした。患部には(過去にも)内出血や腫れなどはなく、冷えており、筋緊張性の痛みだと判断できたからです(もちろん、本物の肉離れに対してであっても鍼治療はとても有効です)。ハムストリングは確かに肉離れの好発部位ですが、ハムストリングに感じる全ての痛みが肉離れだということではないのです。
鍼を刺した手応えから、患部は比較的深部にあると判断しました。患部が深部にあると、ストレッチをして伸ばすにしてもコツがいるようになり、マッサージをしても中々緩みません。したがって、セルフケアがしにくくなり、治りも遅くなってしまうことがほとんどです。これらが、患者さん自身に自分の症状は肉離れだと誤解させてしまった原因だと思われます。そして鍼治療は、深い患部にも直接刺激を与えることで、皮膚表面からの刺激以上の効果を出すことができるのです。治療間隔を詰めることができれば、もう少し早い段階で改善を実感していただけたかもしれません。
当面の痛みを軽減させることができたので、次のステップとしては、痛みなくジョギングをするという、以前の状態にまで回復させることが目標になります。そのためには運動する際に徐々に負荷を上げつつ、疲労を蓄積させないことが大切です。嫌な痛みは再発させないようにしたいですね。