外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)
- 外科手術後の炎症(発赤・腫脹など)
- 30代
- 女性
- A・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
約1週間前に顎の骨を削る美容整形手術を受けた後に上記症状を発症した。抜糸は10日後。術前に医師から説明を受けたので納得してはいるが、少しでも症状を治したいと思い来院。
治療内容と症状の変化
週3回→週2回。初回の治療で、口から水がこぼれにくくなった。4回目の治療時には感覚鈍麻の改善感があるとのこと。ここまで治療期間5日。7回目時点で、片側の感覚鈍麻は9割がた改善した。口角の上がりも、水がこぼれることはない。その後、治療間隔が空くも、自分で納得できるレベルにまで改善したとのことで、本人希望にて終了。治療回数10回、治療期間約1ヵ月。
まとめ
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)に対する治療です。外科手術後の後遺症です。早い段階での治療開始が効果的でした。納得して受けた美容整形手術ですが、後遺症はないに越したことはありません。少しでも状態を回復させることができてよかったですね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感
- 外科手術後の炎症(発赤・腫脹など)
- 20代
- 女性
- S・O
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感以外の症状
顔面神経麻痺(口から水がこぼれる、感覚鈍麻)、睡眠時間が短い
来院されるまでの経過
約3週間前に顎の骨を削る美容外科手術をした。事前に医師から説明を受けていたが、術後に片側の耳鳴りに気づいた。耳閉感も出るようになった。耳鼻科では中耳炎と診断された。浸出液を注射で取ることで耳鳴りが消失するも、2日後に再発。その後、当院に来院した。
治療内容と症状の変化
なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療で耳鳴りは軽減し、代わりに耳閉感のほうが気になるようになった。4回目時点で耳閉感は消失し、起床時や静かな時に耳鳴りが気になる程度。ここまで治療期間、約1週間。しかし症状に波がある。治療回数6回、治療期間約2週間にて、7回目の予約をキャンセルされ終了した。終了時には耳鳴りは気にならず、耳閉感は来院当初の半分程度にまで回復した。口の顔面神経麻痺も改善傾向であった。
まとめ
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感の治療です。美容外科手術は昔に比べ一般的になっていると思われます。医師から手術前に説明は受けているようですが、身体にメスを入れ傷をつけるので、望まない症状の原因になることもあります。顎の骨を削る場合には、顔面神経の運動麻痺や感覚麻痺が併発することが多いのかもしれません。当院にも、同じ目的の手術を受けた後の顔面神経の運動麻痺と感覚麻痺と顔面部のむくみの改善を希望されて来院された患者さまがいました。
この患者さまの場合は耳症状(耳鳴りと耳閉感)の改善を主目的として来院されたので、顔面神経麻痺よりもそちらを優先した治療しました。2週間6回の治療としては、じゅうぶんな効果を出せたと考えます。もうしばらく治療を継続できれば、耳症状をしっかり改善させることや顔面神経麻痺の改善もできたと思われます。あと、多忙で睡眠時間が短かったことが悔やまれます。また何かあればお気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺
- 外科手術後の炎症(発赤・腫脹など)
- 20代
- 女性
- A・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺以外のの症状
特になし
来院されるまでの経過
約1ヵ月前に、歯の噛み合わせを整える手術を受けた。現在も病院へ通い調整中。徐々に軽減はしているが、感覚鈍麻(下顎部に触れても感覚が鈍い)と運動麻痺(口をすぼめにくい・口から水がこぼれる)が残っている。ほほの腫れも残っている。
治療内容と症状の変化
患者さんの希望にて週1回。5回目時点で運動麻痺の改善の自覚はあり。7回目時点で運動麻痺は消失。以降も「治療後は楽」との感想はあるが、感覚鈍麻の明確な改善はなし。治療期間約4ヵ月間、21回で終了。
まとめ
外科手術後の顔面神経の、感覚鈍麻と運動麻痺の治療です。顔面神経の運動麻痺(原因が不明だと同症状はベル麻痺と呼ばれる)は比較的早期(約1ヵ月)で消失しましたが、感覚鈍麻に関しては芳しい結果は出せませんでした。運動麻痺は、治療期間中、一時的に軽度の再発はありましたがおおむね症状ゼロを保つことができました。可能性を言わせていただけば、施術間隔が短ければ感覚鈍麻に関しても違った結果が出せていたかもしれません。私自身としては、知識と技術の向上に精進します。また何かあれば、お気軽にご相談くださいね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
外科手術後(顔面部)の腫脹・しびれ・感覚鈍麻
- 外科手術後の炎症(発赤・腫脹など)
- 20代
- 女性
- R・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
外科手術後の顔面部の腫脹・しびれ・感覚鈍麻
外科手術後(顔面部)の腫脹・しびれ・感覚鈍麻以外の症状
首肩のこり
来院されるまでの経過
2週間前に顔面部に手術を受けた。その際、顔面神経を傷つけることで、しびれや感覚鈍麻が起こることと全員が完全に治るわけではないとの説明を受けていた。腫脹が引くのも3ヵ月くらいかかるとも言われていた。下唇の下方、顎部にチリチリとしたしびれが常にあり、感覚が鈍くなっている。顔全体が腫れておりマスクをしていても外見的にそれが分かる。少しでも早く良くなるように、当院に来院した。
治療内容と症状の変化
初回から1週間後の3回目の治療時には顔面部の腫脹が軽減していた。4回目には発赤も軽くなり、5回目にはしびれも軽減した。2週間後の7回目にはしびれは消失した。3週間後の9回目時には顔面の腫脹と発赤はほぼ消失した。マスクなしで、本人的にも問題ないと自覚。手術を行った医者も、回復が早いと驚いていたとのこと。しびれ・腫れともに消失したのだが、感覚鈍麻は少し軽減した程度。1ヵ月半後、15回の治療で本人希望にて終了となった。
まとめ
外科手術後(顔面部)の腫脹・しびれ・感覚鈍麻の治療。この症例と同一症例への施術経験はなかったが、血流を改善させることでむくみを減らし回復を促した。状態は回数を追うごとに目に見えて改善していった。今回は顔面部であったが、その他の部位でも同じように効果は出せる。首肩のこりが軽減することによって睡眠の質も上がった。まだ改善の余地はあったので、セルフケアをしっかりやってほしい。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
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