うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)
- 自律神経
- 30代
- 男性
- K・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)
うつ症状、不眠症(中途覚醒2~3回)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
年単位で更新の仕事をしている。昨年、ハードな仕事、パワハラ上司、自身の結婚などがあり、徐々に仕事上でのミスが増える。半年ほど前から不眠症(中途覚醒2~3回)。不安・無気力・抑うつ全て改善傾向ではある。
治療内容と症状の変化
週2回。4回目時点で眠りの質が良くなったと自覚。治療後にはリラックス感あり。8回目時点で、6時間連続で睡眠をとることができるようになった(不眠症:中途覚醒の改善)。治療開始約1ヵ月9回にて、本人希望にて終了。
まとめ
うつ症状と不眠症の治療です。両者には大きな関連があり、併発している方も多くいらっしゃいます。心の問題はあくまで患者さま自身の考え方の問題なので、私が直接アプローチすることはできません。患者さま自身が自分自身の心を見つめ直して解決する以外にないのです。しかし身体の問題であれば鍼治療で解決できることがたくさんあります。睡眠不足でイライラして疲労しているときに心の問題の解決に動くのは至難です。鍼治療で不眠症を軽減させることで心に余裕ができ、冷静な判断ができるようになります。半年ほど続いた不眠症でしたが、数回の治療で軽減と改善を実感していただくことができました。本来ならばここから、良い状態を維持しながら更なる改善を目指すのですが、ご本人の希望にて終了となりました。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)
- 自律神経
- 20代
- 女性
- S・M
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)
うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)以外の症状
首・肩こりが強い
来院されるまでの経過
もともと外交的なタイプとのこと。4月の新学期から専門学校へ通えなくなった(2年生)。本人にも明確な原因の心当たりはないとのこと。うつ病と診断され精神安定薬を服用するも改善がないどころか状態は悪化しており、3週間前から不眠症(中途覚醒後眠れない)を発症したため、当院に来院した。
治療内容と症状の変化
初回治療後から徐々に睡眠の状態は改善傾向。首が柔らかくなり(物理的に)上を向きやすくなった、起きてもまた眠れるなど、4回目時点では6割ほど軽減しているとのこと。しかし、20歳を過ぎた子の治療に毎回母親が同席することから、子離れができていないことを指摘したところ気分を悪くされたのか、通院が終わった。治療回数8回治療期間約3週間。
まとめ
うつ症状、不眠症(中途覚醒後眠れない)の治療です。うつ病や不眠症(睡眠環境が整っている場合)の原因には必ず心の問題があります。今回のように、うつ症状を発症してしまった原因に本人的に明確な心当たりがない場合は、特にそうです。鍼治療はあくまで身体の治療なので、今回のような状況では不眠症を改善させることで精神的なリラックスをさせ、心の問題を解決しやすい精神状態にしていきます。しかし心の問題の解決は本人にしかできず、他人に責任転嫁して自分の心の問題から目を逸らしているうちは本質的に解決されることはありません。まずは最低限、精神安定薬を無事にやめることができていればよいのですが…。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
胃もたれ(逆流性食道炎・慢性胃炎)
- 自律神経
- 30代
- 女性
- Y・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
胃もたれ(逆流性食道炎・慢性胃炎)
胃もたれ(逆流性食道炎・慢性胃炎)以外の症状
不眠傾向(乳幼児の子育て中)
来院されるまでの経過
毎年夏には胃もたれする。胃薬や漢方薬を服用して乗り越えている。3ヵ月前(9月)から胃もたれがする。胃薬や漢方薬を服用しても治らず、内科へ行った。胃カメラ検査を受け、逆流性食道炎・慢性胃炎と診断された。食事をする→左肩が張る→胃がもたれる、のパターン。他、胸のつかえ、胃の辺りの重さがある。便通は良い。
治療内容と症状の変化
週1回。初回の治療後、3日間は胃もたれしなかった。腹への鍼刺激が心地よく感じた。4回目時点で、胃もたれせずに1週間過ごせた。胸のつかえや胃の辺りの重さもなくなっている。その後の年末年始には生活習慣の乱れがあったことから少し気になることはあったが、概ね楽に過ごせた。6回目の予約を当日キャンセルされ終了。治療回数5回、治療期間約1ヵ月2週間。その約7ヵ月後の夏の時期(8月)、ぎっくり腰の治療でご来院された時にも胃もたれの症状は落ち着いていた。
まとめ
胃もたれ(逆流性食道炎・慢性胃炎)の治療です。乳幼児の子育て中で、時間の都合で週1回の治療でしたが、明確な効果を出すことができました。胃や腸の働きには自律神経が関わっており、自律神経は多くの場合、精神的な緊張の蓄積が原因でその働きを悪くします。肉体的な疲労を回復させることと患部局所の血流を改善させることで、逆流性食道炎や慢性胃炎に対しても鍼治療は効果を出すことができます。また何か困ることがあれば、お気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)
- 自律神経
- 30代
- 女性
- E・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
1年ほど前から尿意を我慢できなくなってきた。泌尿器科で検査を受けるも器質的には問題なく、過活動膀胱との診断を受ける。薬の服用で頻尿は治ったが、尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛みがある。現在は薬は飲んでいない。生理前に悪化する。育児休暇中で忙しい。
治療内容と症状の変化
週1回。3回の治療で、なんとなく良い気がするとのこと。5回目の治療で症状の軽減を実感できた。6回目の治療で、さらに症状が軽減している実感あり。生理前で一時的に症状が悪化するも、13回目時点で「良い」とのこと。その良い状態は2週間ほど継続することができ、再び生理前が来たが前回時よりも症状は落ち着いているとのことだった。治療期間4ヵ月2週間17回にて、過活動膀胱の症状は生理前でもほぼ問題なし、もう少し長く尿意を我慢できるようになりたい、のみ、だった。その後は1ヵ月に1回程度4回治療を継続した。
まとめ
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)の治療です。週に1回の治療だったからか明確な改善の変化が出るまでに1ヵ月以上の期間がかかりましたが、本人の治したという気持ちが強かったこともあり、継続してご来院いただくことができました。結果的に症状はほぼ消失し、日常生活に問題のない範囲にまで軽減させることができました。治療を継続することでさらなる改善も望めたと考えますがそうはならなかったのは、コストパフォーマンスの問題でしょうか。最終回時には「治療をやめるのには不安が残る」とおっしゃっていましたが、その後の来院がないことから、過活動膀胱の症状は問題のない範囲で過ごされているのでしょう。良いことだと思います。また何かお困りごとがあれば、お気軽にご連絡ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)
- 自律神経
- 40代
- 女性
- M・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)以外の症状
不眠傾向
来院されるまでの経過
2~3年前から頻尿になった。原因不明。数軒の泌尿器科にて尿検査や超音波検査を受けるも異常なしとされた。緩解増悪をくり返し、現在に至る。日差あり。
治療内容と症状の変化
初回の治療にて著効したと、2回目来院時に本人が効果の高さに驚いていた。排尿頻度が、1時間に1回だったのが2~3時間に1回に軽減した。夜間尿はなくなった。3回目の予約時に来院せず、終了。
まとめ
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)の治療です。初回の治療が著効であったため、2回の治療後には問題のない程度にまでは改善されたと思われます。
施術の対価としての金銭を受け取っていることから患者と治療者は対等な関係だと考えているので治療効果が出たからといって感謝しろとは言いませんが、年単位でつらい思いをしてきた症状を2回で困らない程度にまで改善させたのですから、せめて誠意のある対応(予約キャンセルの連絡をする)をしてほしかったです。感謝の心のない人間とは関わりたくありません。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱による下腹痛、4・5年前から
- 自律神経
- 30代
- 男性
- J・T
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱による下腹部痛
過活動膀胱による下腹部痛以外の症状
甲状腺機能低下症による疲労感・過敏性腸症候群下痢型
来院されるまでの経過
4・5年前から会議やプレゼン中に、強い下腹部(膀胱)の痛みと尿意がある。「また痛くなるのではないか」と怖くなる。日差あり。仕事は忙しい。泌尿器科・内科・心療内科で各種検査を受けるも器質的には問題なしとされた。精神安定剤を服用することで症状は軽減したが、頭がぼーとするので現在は服用していない。もともと下痢傾向で、下腹部痛と下痢は同時に起こる。来月の海外出張が心配。
治療内容と症状の変化
治療開始時は週2回。4回目の治療にて、痛みが大幅に軽減した。「これが続けばよい」と本人談。その後、海外出張も問題なく行くことができた。以降、状態の良し悪しの波がありながらも、週1回の治療を基本として概ね「症状ゼロの時もある。時々気になる程度」の状態を保つ。逆に言えば、症状ゼロを長期間保つことはできなかった。治療開始約2年9ヵ月86回の治療にて終了。
まとめ
精神的な緊張時に尿意と下腹部痛が出る症状。いわゆる過活動膀胱(神経因性膀胱)です。過敏性腸症候群と同様に器質的な問題はありません。お話を伺うと、自覚はないが仕事での負担がある(気持ち的には大して緊張はしていないが身体は緊張している)ようでした。施術間隔を短くすることで更なる改善を望めた可能性はあると考えています。しかしながら、例え症状がゼロにまで治らなくても、日常生活に問題のない範囲を保つことには大きな意味があると考えています。どの程度までの結果を目指すのかは患者さま次第であり、それが高いレベルであってもその期待に応えるのが治療者の務めです。求めるレベルが高ければ高いほど、患者さま自身の負担も増えるので、それぞれで良いのです。問題なく過ごされていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱(尿意を我慢できない、3年前から)
- 自律神経
- 20代
- 女性
- S・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(尿意を我慢できない)
過活動膀胱(尿意を我慢できない)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
3年前くらいから尿意を我慢できないことが気になり始めた。2軒の泌尿器科病院にて検査を受け、器質的には問題なかったことから過活動膀胱と診断された。どちらでも薬での治療を受けたが全く治らなかった。泌尿器科の医者には「若いから問題ない」と言われたが、困っている。骨盤底筋トレーニングはしっかりできている。主な症状は、尿意を我慢できない(腹圧性の尿失禁はないが自分の意志とは関係なく膀胱が収縮して尿失禁を起こすことが多くなっている)。徐々に悪化している。冷え・イライラ・不安感・生理などで悪化する。自律神経的な原因を疑い、鍼灸治療を受けることにした。仕事、プライベートともにストレスが多い。
治療内容と症状の変化
治療への意欲は高かったが遠方からの来院だったので、週1回。初回の治療でリラックスすることができ、尿意を我慢できない症状が軽減した(尿意を我慢できる時間が長くなった)。2回目3回目の治療を受ける度にさらなる改善を実感できた。1ヵ月間6回の治療で終了。終了時には7割程度改善したとのこと。その半年後に再発して2回来院されたが、その後は不明。
まとめ
過活動膀胱(尿意を我慢できない)の治療です。泌尿器科病院で検査を受け、器質的には問題ないとされ、薬は全然効かなかったとのことでした。加えて、スポーツ選手で人並み以上に運動習慣があるので、筋肉の問題は除外しました。当院での治療方針は簡単には、自律神経の働きを整えることと膀胱周囲臓器の血流改善としました。治療開始初期から症状が軽減し、この時点で薬の服用よりも効果を実感していただけました。遠方からの来院だったので仕方ないとは思いますが、一定の結果は出せましたが、治療間隔が短く治療期間が長ければ、さらなる改善も望めたと考えます。また何かあればご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(入眠困難・中途覚醒・熟眠困難・早朝覚醒)
- 自律神経
- 40代
- 男性
- Y・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(入眠困難・中途覚醒・熟眠困難・早朝覚醒)
不眠症(入眠困難・中途覚醒・熟眠困難・早朝覚醒)以外の症状
潰瘍性大腸炎で漢方薬を服薬中
来院されるまでの経過
プライベートで大きくストレスがあり、1ヵ月前から朝早く目が覚めてしまう。仕事でのストレスも重なり、不眠状態が悪化して実感的には「まったく眠れない」。首肩こりの自覚なし。
治療内容と症状の変化
初回の治療で少しだが症状の改善を実感できた。2回の治療で寝つきが良くなり7時間くらい眠れるようになった。ここまで治療期間2日。3回目以降も徐々に不眠症状は軽減・改善し、基本的に大きな波はなくその状態を保つことができた。質の良い睡眠を7時間とれるようになり、それが2週間継続しているとのことで本人希望にて終了。治療回数8回治療期間約1ヵ月1週間。
まとめ
不眠症(入眠困難・中途覚醒・熟眠困難・早朝覚醒)の治療です。潰瘍性大腸炎もあり肝臓に負担のかかる漢方を服用しており注意する必要があることをお伝えしましたが、そちらに関して治療するつもりはないとのことでした。ですので、治療の目的は睡眠状態の改善だけとしています(実際は睡眠状態が良く鳴れば潰瘍性大腸炎にも良い影響を与えます)。プライベートでの精神的なストレスや仕事でのストレスはどちらも状況は変わっていませんでしたが、鍼治療によって睡眠の状態を大幅に改善させることができました。何よりもまず今回の症例で良かったのは、鍼治療開始が睡眠の状態が悪くなってから比較的早期であったことと、(1週間まったく寝た気がしないというのもかなりつらい状態だったとは思うのですが)心療内科などの病院に行って精神安定剤や睡眠薬の服用をしなかったことです。基本的に何でも発症してから早期のほうが鍼治療の効果は高いですし、精神安定剤や睡眠薬を服用してしまうと、不眠症の治療のゴールが遠ざかるからです(不眠症のゴールは、薬なしで良い睡眠を継続的にとれるようになることだと考えています)。誰にでも睡眠状態の波はありますが、大崩れしないことを目標に、良い状態を維持していただきたいです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
逆流性食道炎(吐き気・おう吐、食後や排便後)
- 自律神経
- 30代
- 女性
- N・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
逆流性食道炎(吐き気・おう吐、食後や排便後)
逆流性食道炎(吐き気・おう吐、食後や排便後)以外の症状
過敏性腸症候群便秘型(便秘)
来院されるまでの経過
2ヵ月前、自律神経の薬(精神安定薬)を断薬してゼロにした。以降、排便が不安定になった。1ヵ月前からおう吐感が出るようになった。内科でレントゲン検査を受け過敏性腸症候群と診断され(主症状がおう吐感なのに?)、薬を処方されるも効果なし。現在に至る。食欲はないが食べることはできている。以前に逆流性食道炎の経験あり。もともと胃が弱い(コーヒーが飲めない:腹が下る)。首肩こりがあり、足が冷え、腹が固い。
治療内容と症状の変化
週2回。初回の治療で逆流性食道炎(吐き気・おう吐)の明確な軽減を自覚できた。2回目3回目の治療にて徐々に症状は軽減して違和感が残るのみ。6回目時点では吐き気は気にならず、便秘が気になるとのこと。7回目では便秘も気にならなくなり、治療の目的を腰痛の軽減に変更した。10回目の予約を前日にキャンセルされ終了。治療回数9回、治療期間約2ヵ月2週間。
まとめ
逆流性食道炎(吐き気・おう吐は、食後や排便後)の治療です。以前にも逆流性食道炎になった経験があるとのことから、当院で治療を目的とした今回の症状(吐き気・おう吐)は逆流性食道炎からくる症状だと考えました。過敏性腸症候群便秘型も自律神経と消化器の症状ですので、根本的な問題は逆流性食道炎と同じと考えます(悪さがどこに出るかの違いです)。根本的な問題へのアプローチとして自律神経の働きを整え(副交感神経の働きを高める)、現在の症状への治療として、食道や胃への血流改善を図りました。初回の治療から効果が出て、5回の治療で吐き気・おう吐は改善・消失しました。その後も約2週間、症状の安定のために通院していただけたので、改善の度合いも高まりました。また何かあればお気軽にご連絡ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
逆流性食道炎(げっぷが多い)、過敏性腸症候群(下痢)
- 自律神経
- 30代
- 男性
- T・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
逆流性食道炎(げっぷが多い)、過敏性腸症候群(下痢)
逆流性食道炎(げっぷが多い)、過敏性腸症候群(下痢)以外の症状
不眠傾向(中途覚醒)・頻尿・残尿感・残便感
来院されるまでの経過
15年前からげっぷが多く下痢も多い。胃腸科などで検査を受けるも問題なし。逆流性食道炎および過敏性腸症候群と診断される。仕事が多忙。
治療内容と症状の変化
週2~1回。4回目時点で、下痢がないとげっぷも減る(下痢とげっぷの関連性)を実感したとのこと。治療を重ねる中で徐々に症状は軽減した。13回目時点で「だいぶよい」とのことで終了。治療期間約2ヵ月。
まとめ
逆流性食道炎(げっぷが多い)と過敏性腸症候群(下痢)の治療です。他にも不眠傾向(中途覚醒)・頻尿などの症状があり、これらには、自律神経の問題(交感神経が優位に働きすぎている)が共通点だと考えます。治療5回目辺りから症状の軽減を実感していただけました。お仕事が多忙であるために再発の可能性は高いですが、転勤も重なり終了となりました。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(入眠困難・中途覚醒、1年前から)
- 自律神経
- 30代
- 男性
- T・M
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(中途覚醒)
不眠症(中途覚醒)以外の症状
かみしめ
来院されるまでの経過
約1年前、多忙にて不眠症(入眠困難)と睡眠中のかみしめを発症した。先月に転職して忙しさが軽減したことで入眠困難は消失したが代わりに中途覚醒が始まった。とは言えそれも週に3日ほどで、週末はよく眠れている。現在でも起床時に顎の疲労感があるので睡眠中のかみしめも残っているとのこと。首肩こりの自覚はないが、肩甲間部にこりを感じる。
治療内容と症状の変化
週2回。4回目に症状の改善を実感。7回目の治療時点で「よく眠れている」とのこと。本人希望にて終了。治療回数7回、治療期間約1ヵ月
まとめ
不眠症(中途覚醒)の治療です。1年程前から症状を変化させて続いていた不眠症ですが、少ない治療回数でじゅうぶんな効果を出せました。週末に症状が軽減していることから考えても、不眠の環境的原因は仕事にあると考えられます。鍼治療で身体の状態を改善させても生活環境がそのままではいつか再発してしまいます。患者さま自身も来院当初は健康増進も希望されていました。本来は生活環境を見直し、不眠以外の症状を改善させていくことが健康増進になりますが、今つらい、気になる症状が消失したからと言ってすぐに通院を終えていては健康増進の治療はできません。再発しないように過ごされていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
自律神経症状(のどの詰まり感)
- 自律神経
- 30代
- 女性
- C・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
自律神経症状(のどの詰まり感)
自律神経症状(のどの詰まり感)以外の症状
めまい・立ちくらみ
来院されるまでの経過
約1年前、のどの詰まり感を発症。同時に気持ち悪さがあり、吐き止め薬を服用するも効果なし。消失や再発をしつつ、先月再々発した。婦人科系に効果があるとされる漢方薬を服用するも効果なし。特に生理前後に起こる。
治療内容と症状の変化
初回の治療後、のどの詰まり感が大幅に軽減し楽になった。2回目の治療までの1週間、のどの詰まり感ゼロで過ごすことができた。調子が良いからと1週間後の予約をキャンセルされたが、2週間後に再び気になるとのことで来院。それを2回くり返して、以後来院なし。約2ヵ月間5回にて終了。
まとめ
自律神経症状(のどの詰まり感)の治療です。(器質的な問題のない)のどの詰まり感の原因の多くは自律神経の働きの不具合にあります。今回の例では、鍼治療の効果は初回の治療時から1週間以上2週間未満でした。1年以上前から再発をくり返しおり、薬を飲んでも効果が出ないという症状であれば、じゅうぶんな効果が出せたと思います。施術間隔を短くしてより良い状態にしていけば、効果の持続期間も長くなります。端的に言えば、お伝えしているように週2回の来院を継続していただければ、しばらく後には「のどの詰まり感が気にならない」状態の継続も可能だったと考えられます。初回の治療で効果が出すぎると、患者さまが安心しすぎてしまって、治療への意欲が下がってしまうことも、度々あることです。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
多汗症(自律神経症状)
- 自律神経
- 40代
- 男性
- H・N
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
多汗症(自律神経症状)
多汗症(自律神経症状)の症状
過敏性腸症候群・不眠症(中途覚醒)
来院されるまでの経過
1年半前から多汗症(特に脇汗)を発症している。皮膚科にて処方された塗薬で症状を軽減させている。腹が鳴る、腹が張る、便の回数が多い。手足が冷える。多汗症と腹の状態ともに緊張すると症状が悪化する。睡眠時に1回か2回起きてしまう。コーヒーが好きなので、安心して飲めるようになりたい。
治療内容と症状の変化
週2回を基本に治療、後半は週に1回。なんとなく、汗が減っていることや腹が鳴ることの軽減を感じながら、治療開始約1ヵ月後12回目時点で明確に多汗症の軽減を実感できた。16回目時点では朝まで起きずに眠ることができる日が出てきた(不眠症:中途覚醒の改善)。過敏性腸症候群と不眠症の改善と予防もしながら、緊張しても多汗症が悪化しなくなったり薬を使わなくてよくなったなど、以降も徐々に多汗症の軽減の実感を積み重ねた。約1年後60回目時点では「多汗症の状態は気にならず、良い」とのこと。その1ヵ月後64回で終了。
まとめ
多汗症(自律神経症状)の治療です。この患者さまには、自律神経の働きが原因と考えられる症状として他にも過敏性腸症候群や不眠症がありました。総じて「緊張すると悪くなる」のであれば、少なからず自律神経の働きが影響している症状だと言えます。主な目的は多汗症の改善でしたが、自律神経の働きを整えるという目標で治療をした結果として、多汗症、過敏性腸症候群、不眠症の全ての症状を改善させることができました。
多汗症の治療には他の自律神経の症状以上に治療期間が長くなってしまうという印象があります。しかし逆に言えば、治療期間と回数をかけて心身の緊張を和らげ自律神経の働きを整えていけば、鍼治療によって多汗症も軽減・改善させることができるのだと考えます。私自身の経験として事実存在しますし、この多汗症が改善した症例が特に珍しいケースだとも思いません。患者さまの意欲があり、長期間の治療を継続できたことが大きな要因だったと考えます。病院へ行っても治らない、薬を飲んでも改善しない、そのような症状で困っている患者さまに対して鍼治療が一筋の光明になれば嬉しく思います。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(早朝覚醒)、病院にて不妊治療中
- 自律神経
- 30代
- 女性
- C・U
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(早朝覚醒)
不眠症(早朝覚醒)以外の症状
不妊治療中
来院されるまでの経過
1ヵ月前から早朝覚醒あり。二度寝ができない。朝まで眠ることができても、スッキリ起きることができない。1週間前から、朝の通勤時に立っていられなくなった。血液検査の問題なし。心療内科を勧められたが抵抗感があり、当院に来院。
治療内容と症状の変化
初回治療当日はよく眠れたとのこと。初回から1週間後の3回目時には2~3日はよく眠れるようになった。約1ヵ月半後7回の治療にて、通勤時の症状もなくなったとのことで、本人希望にて終了。
まとめ
不眠症(早朝覚醒)の治療。不妊症に関しては患者さまの希望にて、ノータッチ。不眠の経過が短かったことと精神安定剤などを服用していなかったこともあり、数回の治療にて不眠症状の改善を実感していただくことができた。ある程度までは状態を改善させてそれを保つことができたが、生活習慣の改善や考え方の見直しがしっかりできたかといえば疑問が残る。問題なく毎日を過ごしていることを願う。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(入眠困難・中途覚醒)・自律神経症状(動悸など)
- 自律神経
- 50代
- 女性
- S・U
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状■
不眠症(入眠困難・中途覚醒)・自律神経症状(動悸など)
不眠症(入眠困難・中途覚醒)・自律神経症状(動悸など)以外の症状
膀胱炎
来院されるまでの経過
1ヵ月前から徐々に不眠傾向。睡眠中に起きてしまうと朝まで眠れない。同時に下痢が多くなった(ストレスによるものだと自覚)。それとは別に以前から「膀胱炎の治療にて精神安定剤を」服用中。
治療内容と症状の変化
治療開始時は週に3回の来院。4回目時点で睡眠の改善を実感。膀胱炎も楽になっており(医師と相談して)精神安定剤を減らしたとのこと。治療当日は動悸の軽減を実感している。16回目時には「とてもよく眠れている」との実感あり。膀胱炎も気にならなくなっている。その後、家庭での精神的ストレスが増えたことや仕事に復帰したことなどで不眠症状が悪化することがあったが、当院での施術やセルフケアにて日常生活を送るうえでは問題のない範囲を保つ。治療開始約半年にて、本人希望により終了。
まとめ
不眠症(入眠困難・中途覚醒)・自律神経症状(動悸など)の治療です。生活に問題のない範囲にまで症状を軽減させることはできましたが、治療期間内での精神安定剤の断薬はできませんでした。これは、薬に対しての当院の考え方に納得してもらえず本人自身に断薬するつもりがなかったことが大きな理由です。当院での治療で断薬を目指すこともできますが、患者さま本人がそれを望まなければ、それはそれで構わないと考えます。断薬は決して楽なことではないから今の生活を守ることを優先する気持ちも理解できますし、健康に対する価値観は自分と違っていてもそれを否定するべきではないからです。なかやま鍼灸院は、健康を目指す患者さまそれぞれの期待に応えることを信条としています。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
自律神経症状(倦怠感など)
- 自律神経
- 60代
- 女性
- Y・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
自律神経症状(倦怠感など)
自律神経症状(倦怠感など)以外の症状
機能性ディスペプシア
来院されるまでの経過
関節炎にて、痛み止めと吐き気止めの薬を服用。副作用にて遅発性ジスキネジアを発症。医原病の部分あり。
治療内容と症状の変化
週2回と伝えたが、住所が遠方にて難しいとのこと。自律神経が原因と考えられる諸症状があったが、治療開始当初は胃の不快感と全身の倦怠感の治療を目的とする主症状とした。開始2週間後2回目時には改善傾向。治療後は楽になると自覚あり。約1ヵ月後5回目時には、倦怠感の発症は食事後のみに限定された。その後、心窩部痛などを訴えることがあったり、3~4日落ち着くがまた戻るをくり返した。初回より約6ヵ月25回の治療にて、金銭的な問題もあり、本人希望にて終了とした。
まとめ
症状が改善している期間が3日~4日ということが多かった。週2回の施術ができていればもっと改善の度合いは大きかったと予想され、申し訳なく思うとともに残念だ。当院では基本的に、自律神経症状の治療に対しては週に2回の施術から始め、症状が軽減し安定するにしたがって施術間隔を空けていくことが望ましいと伝えている。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(中途覚醒)、めまい(ふわふわ)
- 自律神経
- 40代
- 女性
- K・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(中途覚醒)
不眠症(中途覚醒)、めまい(ふわふわ)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
高校生時代から眠りが浅いと自覚していた。約9ヵ月前から精神的ストレスが大きく、8ヵ月前から時々めまい(ふわふわする)がある。このころから眠りの状態が悪化し始める。1ヵ月前から心療内科にかかり睡眠薬を服用し始めた。10年以上前に突発性難聴を3回発症し、現在も聴力は低下したままだが気にならない程度。
治療内容と症状の変化
初回の治療後、不眠症状の軽減・改善を実感することができた。3回目の施術時には「よく眠れている」とのこと。以降週に1回くらいの施術間隔で現状維持を目的とした治療を継続。施術期間中は、めまいが強く出ることはなかった。約3ヵ月間17回にて終了。良い眠りの状態を保つことはできていたが薬を減らすことはできずに終了した。
まとめ
不眠の経過が数ヵ月、睡眠薬を服用しており、もともとの体質が不眠傾向の場合でも、ちゃんと改善した症例です。私は、不眠症の改善のゴールは薬を服用せずによく眠れていることだと考えているので、残念に思っている部分もあります。しかし、どの段階までの改善を目指すのかは患者さまによって異なるし、それを決めるのはあくまで患者さまだとも思っています。また何かお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(中途覚醒)、子育て中
- 自律神経
- 30代
- 女性
- M・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(中途覚醒)
不眠症(中途覚醒)以外の症状
腰痛
来院されるまでの経過
半年前に出産した。子供は寝ていても自分だけ目が覚める。その後なかなか眠れない。それが1ヵ月ほど続いており、つらい。昔から仕事が忙しい時などは不眠傾向だった。
治療内容と症状の変化
週1回。3回目時には改善を実感。4回目時には、起きてしまうがまたすぐ眠れるようになった。7回目時点で中途覚醒は消失し、睡眠には問題がなくなった。治療期間約1ヵ月半、治療回数7回。
まとめ
乳幼児を育てていると、長時間の継続した睡眠をとることが難しくなってしまいます。だからこそ、短い時間でも休めるときにちゃんと休んでおきたいものです。一度起きてしまうと、眠りたいのに眠れない、つらいですよね。それが続いてしまうと心身ともに疲れが取れず、精神的にもイライラしやすくなってしまいます。この患者さまは、なかなか治療へ来る時間の確保も難しかったようですが、順調に睡眠の状態を改善させることができました。この場合の不眠の原因は子育てだったでしょうから、現在は不眠なく過ごされていると思います。また何かあればお気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(熟眠困難・早朝覚醒、5年前から)
- 自律神経
- 40代
- 女性
- C・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(熟眠困難・早朝覚醒)
不眠症(熟眠困難・早朝覚醒)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
5年前から不眠症で、精神安定剤と睡眠導入剤を服用している。原因は思い当たらない。2ヵ月前から親族への対応でストレスが増え安定剤も増えている。
治療内容と症状の変化
週2回。3回目時点で「よく眠れている」との感想あり。それを1週間保ち、医師に相談の上で徐々に減薬・断薬を進めていく途中で、本人希望にて終了。治療期間約2週間治療回数6回。
まとめ
不眠症の治療。喉元過ぎればなんとやら、差し当たりの問題を解決することが目的であったのであろう。減薬や断薬へのステップに進むことなく終了となった。鍼治療ならば、マイナスからゼロへの回復だけでなくゼロからプラスへの進歩をすることができるのだが、どの段階までの改善を望むかは患者さまが決めることだ。私は、期待に応えるという責任は果たしていると自覚している。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
自律神経症状(不定愁訴)、断薬
- 自律神経
- 30代
- 女性
- A・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
自律神経症状(不定愁訴)
自律神経症状(不定愁訴)以外の症状
首肩のこり、不眠傾向、生理痛など
来院されるまでの経過
3年前から心療内科で抗うつ剤と精神安定剤を処方されている(高校生時代にも服用歴あり)。3ヵ月前からめまいと手足のしびれ感を発症し、悪化傾向。しびれの範囲は神経障害にも血流阻害にも当てはまらない。
治療内容と症状の変化
週2回。後半週1回。その時その時の症状を軽減させ、全体として体調が良くなることを考えて治療をした。治療開始約2ヵ月後16回目時には薬が抗うつ剤だけに減らすことができた(医師の指導の下、徐々に精神安定剤を減らすことができた)。約3ヵ月後20回目時には不眠傾向も解消されており、抗うつ剤の服用も終了し、断薬に成功した。5ヵ月後(断薬後約2ヵ月)25回目時まで薬ゼロを保ちつつ、次の予約を取られずに終了となった。
まとめ
自律神経症状の治療です。主な症状は、めまいと手足のしびれ。症状改善の過程で医師に相談の上、薬の服用をなくすこと(断薬)に成功しました。しかしながら本来は、薬をゼロにしてからそれを保ちながら状態を安定させることが大切であり、2ヵ月間は問題なく過ごせていましたが、その後が心配です。特にメンタルが関わる症状は根本的な解決が難しく再発することも多いです。再び薬に頼ることなく、健やかに日々を過ごされていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(中途覚醒・熟眠困難)
- 自律神経
- 20代
- 女性
- Y・A
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(中途覚醒・熟眠困難)
不眠症(中途覚醒・熟眠困難)以外の症状
冷え性・肩こり
来院されるまでの経過
約1年前から不眠傾向。じゅうぶんな睡眠時間を確保しても次の日眠くなってしまう。中途覚醒3回。不眠傾向と同時期より手の冷えを感じる。
治療内容と症状の変化
1週間に1回の治療。3回目の治療時には症状の軽減を自覚。治療開始約1ヵ月後の5回目の治療時には中途覚醒は1週間でゼロ回。次の日に眠い感じはまだ時々あるとのこと。6回目の予約時に来院せず。
まとめ
不眠症の熟眠困難の症状。症状の経過は長かったが実際眠れているので、改善は早かった。状態にはまだ不安な部分があるので、良い状態を維持してくれていることを願う。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
不眠症(入眠困難・中途覚醒、4ヵ月前から)
- 自律神経
- 50代
- 女性
- A・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
不眠症(入眠困難・中途覚醒)
不眠症(入眠困難・中途覚醒)以外の症状
首肩こり・頭痛
来院されるまでの経過
約4ヵ月前から、胸に感じる違和感が原因で寝つきが悪くなっている。夜中に2回起きる。2ヵ月前に悪化。2週間前から心療内科にて精神安定剤と睡眠薬を処方されている。20年間ピルを服用している。
治療内容と症状の変化
週2回。初回治療から5日後の3回目時点で、寝つきが良くなっているとの自覚あり。7回目時点で、入眠に関しては問題なし。中途覚醒の改善と断薬という課題が残っていたが、約3週間8回の治療にて、本人希望にて終了。
まとめ
広い視野をもって先入観なく考えること。敢えて強い言葉を使うが、科学・西洋医学・医者に洗脳されていると自分が受けて症状が改善したという結果があっても、鍼治療の効果を信じることができない。どれだけ精神安定剤が怖いものだと言っても、本人には伝わらない。自分で調べようともしない。人間は、自分の信じるものしか見えない。
睡眠は健康の土台となるものだからとても大切だ。不眠症の傾向があるならば、問題を改善し、長期的に良い睡眠をとれる状態を維持する必要がある。薬の服用ではそれができない。そして薬では治らないということを理解していただけなければ、当院での治療は一時的な症状改善だけで終わってしまうだろう。多くの人は、安易で安価で労力のかからない服薬を受け入れてしまうからだ。それでは駄目だと心から思った人だけが、高価で努力が要る、病院以外での治療を模索する。当院は、そういう人の期待に応えたいと思っている。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
自律神経失調症状(頭重感・不安感・息苦しくなる、など)
- 自律神経
- 50代
- 女性
- N・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
自律神経失調症状(頭重感・不安感・息苦しくなる、など)
自律神経失調諸症状(頭重感・不安感・息苦しくなる、など)以外の症状
不眠傾向
来院されるまでの経過
約20年前、離婚などがきっかけで発症。以来、精神安定剤を服用していたが4年前に断薬に成功。しかし4ヵ月前から再び服用。減薬しつつも症状は悪化。現在は漢方薬のみ服用している。30分間座っていられない(髪を切りに行けない)。
治療内容と症状の変化
週2回。7回目時には回復傾向を実感できた。以後それを保持。美容院にも行けた。15回にて終了。
まとめ
自律神経失調諸症状(頭重感・不安感・息苦しくなる、など)の治療です。頭重感や息苦しくなるなどの具体的な身体的な症状に関しては、鍼治療で直接的にアプローチして改善させることができます。しかし、不安感など気持ちの問題に関して鍼治療はあくまで間接的にしかアプローチができません。身体が楽になれば心もリラックスできます。それはできることです。しかし、極論、どのような状態であろうとも本人が不安を感じてしまえばそれが「不安感」になるのです。
長期間精神安定剤を服用し続けながら、断薬にまで至ったことは素晴らしいと思います。しかし結局再び薬に手を出しているということは「自分の心の中の問題を明確にしてそれを解決することができていない」ということです。それが根本的に解決するということに繋がり、それができていないということです。これらのお話をしたところ気分を害したのか、理由も述べずに来院されなくなりました。メンタルに問題を抱える患者さまには、自分の気分を害される発言をされると来院しなくなる傾向があります。治療の効果が出ているにもかかわらず、症状が楽になることよりも「自分の気持ちに沿った発言をしてくれるか」を優先する傾向があると感じています。
根本的な解決のためには少なからず自分を否定する必要があります。施術者は患者の現在を否定する必要があります。現在の自分(患者)の全てを肯定していたら、その症状さえも肯定することになるからです。当院に来院される改善目標はそれぞれで構いません。60点のギリギリ合格でも80点の余裕の合格でも、それぞれの目標でいいのです。私は常に可能な限りの最高点を目指していますがそれ以上に、患者さまの期待に応えることが大切だと思っています。また気が向いたらいつでもご来院くださいね。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
うつ症状(不安感・パニック症状)
- 自律神経
- 50代
- 女性
- C・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
うつ症状(不安感・パニック症状)
うつ症状(不安感・パニック症状)以外の症状
不眠症
来院されるまでの経過
約10年前から精神安定剤と睡眠薬を服用している。一度断薬に失敗している。入眠困難に加え眠っても4時間で目が覚める。
治療内容と症状の変化
週2回(治療開始約10ヵ月後76回目から本人希望にて週1回)。2回目時には不眠症状が軽減し、その後2週間安定して睡眠をとることができた。治療開始約2週間後の5回目時から、医師との相談の上で徐々に薬を減らしていった。約1年間、徐々に薬の量を減らしつつも問題のない状態を保つことができていたが、断薬には至らないうちに、コロナが不安だということで本人希望にて終了とした。
まとめ
不安感やパニック症状や不眠症があり、それらを改善しつつ断薬を目的とした治療です。うつ症状の人は、周りへの感謝が足らず自分で努力せず私のアドバイスに対して聞く耳を持たない方が多いです。根本の原因から改善するために本当の意味で変えるべきはそういう自分の心なのですが、聞く耳を持たないのです。なので、当院の仕事の責任としてはまず表面上の不眠などの症状を改善させなければならず、根本の原因に対して当面は軽く触れるだけにし、改善を求めて根本の問題に切り込むのは断薬が済んでからにしています。例えば、血を流して痛い時にはまずそれを止めることが先決であり、出血が止まってから根本的問題の解決と再発予防に取り組んでも遅くはないと考えているからです。逆に言えば、環境が整っており、周囲の人への感謝の心を持ち自分勝手に考えず私のアドバイスを真摯に受け止めて自分自身で努力ができる方ならば、断薬と並行して根本的な心の問題も解決させることができるし、うつ症状も比較的早期に改善することになります。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
適応症状一覧
- アトピー性皮膚炎の鍼灸治療
- アルコール性肝疾患の鍼灸治療
- うつ症状(鬱病)の鍼灸治療
- 円形脱毛症の鍼灸治療
- 潰瘍性大腸炎(UC)の鍼灸治療
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)の
鍼灸治療 - 顎関節症・はぎしりの鍼灸治療
- 肩関節周囲炎
(四十肩・五十肩)の鍼灸治療 - 肩こり・首こりの鍼灸治療
- 過敏性腸症候群(IBS)
:便秘・下痢・ガス型の鍼灸治療 - 花粉症の鍼灸治療
- 眼精疲労(目の疲れ、ドライアイ)
の鍼灸治療 - 顔面けいれんの鍼灸治療
- ぎっくり腰(急性腰痛)・
ぎっくり背中・ぎっくり首(寝違い)の鍼灸治療 - 逆流性食道炎(胃食道逆流症)の
鍼灸治療 - 外科手術後の炎症
(特に腫脹:腫れ)の鍼灸治療 - 下痢(軟便)の鍼灸治療
- 減量・ダイエット指導の鍼灸治療
- 更年期障害の鍼灸治療
- 股関節痛(変形性股関節症など)の
鍼灸治療 - ゴルフを楽しむための
鍼灸治療の鍼灸治療 - 逆子(骨盤位)の鍼灸治療
- 坐骨神経痛の鍼灸治療
- 耳管開放症・耳管狭窄症の
鍼灸治療 - 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の
鍼灸治療 - 自律神経の不調
(自律神経失調症)の鍼灸治療 - 心身症の鍼灸治療
- シンスプリントの鍼灸治療
- 陣痛促進・安産の鍼灸治療
- 睡眠時無呼吸症候群(閉塞性)の
鍼灸治療 - 頭痛の鍼灸治療
- スポーツ障害の鍼灸治療
- 生理痛の鍼灸治療
- 足底筋膜炎
(足の裏、踵の痛み)の鍼灸治療 - 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の
鍼灸治療 - 男性不妊の鍼灸治療
- 痔(ぢ)の鍼灸治療
- 椎間板ヘルニア(頚椎・腰椎)の
鍼灸治療 - 糖尿病の鍼灸治療
- 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・
耳閉感・めまい、など)の鍼灸治療 - 寝たきり・歩行困難・
訪問施術の鍼灸治療 - 肉離れの鍼灸治療
- 冷え性の鍼灸治療
- 膝痛(変形性膝関節症など)の
鍼灸治療 - 美容鍼灸(美顔鍼)の鍼灸治療
- 疲労回復・ストレス解消・
健康増進の鍼灸治療 - 不育症・流産の鍼灸治療
- 不妊症(不妊治療)の鍼灸治療
- 不妊治療を受けられる方への
鍼灸治療 - 不眠症(睡眠障害)の鍼灸治療
- ベル麻痺(顔面神経麻痺)の
鍼灸治療 - 便秘(慢性便秘)の鍼灸治療
- 勃起不全(ED)の鍼灸治療
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の鍼灸治療
- むくみ(浮腫み)の鍼灸治療
- むちうち(交通事故治療)の
鍼灸治療 - メニエール病の鍼灸治療
- めまい・ふらつきの鍼灸治療
- 免疫力を高める治療の鍼灸治療
- 夜尿症(子供のおねしょ)の
鍼灸治療 - 夜泣き・疳虫(かんむし)の
鍼灸治療 - 腰痛症の鍼灸治療
- (腰部)脊柱管狭窄症の鍼灸治療
- ランナーのための鍼灸治療
- 緑内障の鍼灸治療