名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院 自律神経症例紹介一覧(1/3)

名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院カレンダー

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症例紹介

不眠症(入眠困難・中途覚醒)・自律神経症状(のどが詰まる)

  • 自律神経
  • 30代
  • 女性
  • A・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(入眠困難・中途覚醒)

不眠症(入眠困難・中途覚醒)以外の症状

自律神経症状(のどが詰まる)

来院されるまでの経過

約1ヵ月前に風邪をひいた。以降、鼻の奥に違和感がある。同時期に外せない用事があり(風邪が理由で)、行けるか否かが心配になり不眠(入眠困難・中途覚醒)が始まった。幼児は無事に済んだが不眠は残り、悪化傾向。約3週間前に精神科を受診して精神安定薬と睡眠導入剤を処方され、服用することで眠れるようになった。薬をやめたら眠れなかったので、来院した。

治療内容と症状の変化

週2回。初回の治療を受けた日は入眠困難は消失し、よく眠れたとのこと。2回目からは耳閉感と耳鳴りの治療も加えた。4回目時点で不眠は7割がた改善しているとの実感あり。耳閉感と耳鳴りも軽減しているとのこと。6回目時点で、前日は不眠症状も耳症状もゼロだったということで、本人希望にて終了となった。治療期間約3週間治療回数6回。その2週間後、インフルエンザにかかった後に再び眠れなくなったとのことで1度再来院したが、その後来院されなくなった。

まとめ

不眠症(入眠困難・中途覚醒)に対する治療です。

2回目の治療時点で確認したところ、当院での初回治療日から(医師や薬剤師に相談なく)精神安定薬と睡眠導入剤を飲むことをやめていました(当院では減薬・断薬の必要性を強く伝えていますが、リバウンドなどの危険性を含め、減薬する段階では必ず医師に相談するように伝えています)。加えて、症状が改善した後も、良い状態を定着させることや生活習慣を変えることの大切さを伝えています。そうしなければ症状は再発する可能性が高いからです。逆に行ってしまえば、離脱症状や再発などの問題が起こらなければそれで良いとも思っています。結果が大切だからです。人によって離脱症状の有無やその程度や再発の可能性が違ってくるので、私の立場としては、用心を重ねた安全策を提案しています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経症状(動悸・のぼせ・息苦しさ、など)

  • 自律神経
  • 30代
  • 女性
  • M・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経症状(動悸・のぼせ・息苦しさ、など)

自律神経症状(動悸・のぼせ・息苦しさ、など)以外の症状

首肩こり・生理痛

来院されるまでの経過

もともと自律神経的に強くない。昨年の秋に電車に乗っている時に「のぼせ」を発症した。原因不明。その後、息苦しさも出るようになった。漢方薬の服用でそれらの症状は軽減したものの、動悸がするようになった(自律神経の症状的には悪化していると実感している)。最近、気持ち悪くなることが多い。本人曰く「心理的負荷(精神的ストレス)で悪化する」。睡眠時間が短い。

治療内容と症状の変化

週1回→2週間に1回。7回目時点で、動悸・息苦しさは少し軽減しているとのこと。10回目で、症状が軽減しているので施術間隔を空けたいとの申し出がある。その後も、まぁまぁやぼちぼちとの感想がありながら治療を継続し、17回目で終了。治療期間5ヵ月。

まとめ

自律神経症状(動悸・のぼせ・息苦しさ、など)に対する治療です。来院当初は電車に乗るのがつらいと言っていましたが、最終的には、タイミングによってつらさはあるけれどそれほどつらくない、に軽減していました。自律神経の症状は言ってしまえば患者さん本人の感じ方次第なので、当院としては明確な症状の物差しを持ってもらいそれが軽減するように治療を進めています。その結果でもって、本人が楽になっていると感じれば、それが全てです。生活環境が症状悪化の大きな原因だったので、そこにもっとアプローチできれば、もう一歩根本からの改善ができたと思います。日常生活に問題のない範囲をセルフケアにて保ってほしいです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症・食欲不振(つばが出ない)

  • 自律神経
  • 70代
  • 女性
  • M・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症・食欲不振(つばが出ない)

不眠症・食欲不振(つばが出ない)以外の症状

睡眠薬を10年以上服用している・逆流性食道炎

来院されるまでの経過

もともと逆流性食道炎がある。10年以上前から睡眠薬を服用している。半年ほど前に、口内のネバネバ感がつらく気持ち悪くなり飲食できなくなり、入院した。このころから睡眠薬を毎日服用するようになった。入退院を3回くり返しても、つばが出ないことが原因による食欲不振は治ることがなく、寝つきも悪く、夜に何度も起きてしまうので、兄弟のすすめで来院した。毎日20分歩いている。

治療内容と症状の変化

週3回。初回の治療最中に(血流が良くなったことで)手と腹が温かくなったとの実感を得たとのこと。6回目時点で、入眠は問題なくなり、眠れる時間も長くなっている。食事も徐々に摂れるようになっている。7回目時点で、プライベートで不安に思うことがあり、デパスを頓服で服用してしまったとのこと(これは、私が初回に患者に伝えている「薬をやめるために守らなければならないこと」に反しているので「それではダメだ」と伝えた)。8回目時点では、5時間連続して眠ることができている。9回目の予約をキャンセルされ、終了。治療回数8回、治療期間約2週間。

まとめ

不眠症・食欲不振(つばが出ない)に対する治療です。入院しても一時しのぎにしかならず、半年以上続いた症状でしたが、2週間の治療で明確な改善を実感していただくことができました。当然ながら、治療を継続することができればもっと症状を軽減・改善させることができたので、少し残念な結果になってしまいました。治療を継続することができなかったのは(厳しい言葉ですが)患者さんの「治したい」という気持ちが弱かったからだと考えます。本人の自発的な意思でなく家族や誰かからの紹介で当院の通院を決めた場合だと、「症状が軽減・改善して調子が良くなっているのに治療が続かない」というケースがしばしばあります。私の対応にも問題があるのかもしれませんが、当院は「症状改善を第一の目標とする治療院」なので、患者さん本人が割に合わない(症状は改善しているが、なんだかんだの理由で来院したくない)と思えば来なくなるだけなので、それは仕方ないことだと思っています。くり返しますが、症状を改善させることこそ治療院の一番の存在意義だと私は考えているからです。

精神安定薬や睡眠薬を服用しており、それを減らすことが治療の目的になるのであれば、何よりも大切なことは「治したいと思う本人の意思」です。当院では、症状を治すためにはどうすればよいか(治療頻度や生活習慣の改善など)をしっかりお伝えしています。患者さん本人にとって都合の悪いことや自分の心の闇をこそ見直す必要が出てくる場合がほとんどです。のんびり治したいのであれば緩くやればよいのですが、症状改善という結果を急ぐのであれば早くしっかりやる必要があるのです。この患者さんの本当の目的は症状を治すことではなく、誰かに甘えたかったのかもしれません。もしそうだとしたら、申し訳ありませんが、それは私の対応の範疇外です。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経諸症状(動悸・食欲不振・不眠傾向など)

  • 自律神経
  • 20代
  • 男性
  • T・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経諸症状(動悸・食欲不振・不眠傾向など)

自律神経諸症状(動悸・食欲不振・不眠傾向など)以外の症状

首や肩のこり感・疲れがとれない・眼精疲労・頭痛・足や腹の冷えなど

来院されるまでの経過

中学生のころから、疲れがたまると自律神経の症状が出ると自覚している。寝つきも悪い。薬は飲んでいない。「疲れをとりたい」と思い来院した。

治療内容と症状の変化

週1回。3回目時点で明確な状態の改善を実感することができている。それは4回目時点でも同じで更なる改善を実感できている。ここまで治療期間約3週間。以降も治療を継続することで状態は回復・安定し、仕事が忙しい中でも自律神経の働き的に問題のない状態を保つことができていた。次回の予約なく終了。治療回数19回、治療期間約5ヵ月1週間。

まとめ

自律神経諸症状(動悸・食欲不振・不眠傾向など)に対する治療です。初回の症状の話を聞く中で、症状改善への要点・ポイント・核・軸・芯みたいなものを共通の認識とすることで、何を良くしていくか?の道のりを具体的なものにしました。これには患者さん自身が自分で何をするか?を明確にする意図もあります。今回の自律神経の症状の場合であれば、一つ一つの症状をそれぞれ治療するのではなく、まずは睡眠の状態を良くすることを要点としました。数回の治療で症状の改善を実感していただくことができ、仕事で多忙という自律神経症状の悪化要因になりうる期間も問題なく過ごすことができ、自分の健康を管理するということに自信も持っていただけたと思います。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(中途覚醒)、左半身の違和感(重だるさ)

  • 自律神経
  • 30代
  • 男性
  • K・U

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(中途覚醒)、左半身の違和感(重だるさ)

不眠症(中途覚醒)、左半身の違和感(重だるさ)以外の症状

動悸・不安傾向。摂食障害やうつ病の既往歴がある

来院されるまでの経過

中学生時代に摂食障害、10代後半から20代前半にうつ病の経験あり。ともに、精神的負荷の蓄積が原因だったとの自覚あり。今回の不眠症(中途覚醒)の発症に関しても、転職、激務、新型コロナ罹患、引っ越し2回、第2子の出産における妻の一時的な危篤、などが重なり精神的な負荷の蓄積が原因と考えられる。不眠症(中途覚醒)、左上腕二頭筋と左大腿四頭筋の違和感(重だるさ)に加え動悸や不安傾向もあることから、1ヵ月前に心療内科を受診しうつ病およびADHDと診断されるも薬は飲んでいない。ここ2日ほど不眠症が悪化しているとのことで来院した。初回の問診時では、社会的な成功を求めすぎて生きてきたことへの疑問を口にしていた。

治療内容と症状の変化

治療開始時はなるべく施術間隔を短く、症状の改善につれて徐々に施術間隔を空けていく。3回目時点で「よく眠れている」との感想あり。4回目では「よく眠れるのが2日続いている」とのこと。ここまで施術期間1週間。睡眠の状態が良いと、動悸や左半身の違和感(重だるさ)も軽減するとのこと。10回目時点で睡眠に関しては全く問題なしにまで改善した。12回目の予約をキャンセルされ終了。治療期間約1ヵ月。

まとめ

不眠症(中途覚醒)、左半身の違和感(重だるさ)に対する治療です。じゅうぶんな効果が出せたと思います。もともと自律神経的に弱さがあったようです。私は患者さんに、自分の健康を医者任せにしてはいけないとお伝えしていますが同時に薬に頼ってはいけないとも伝えていますので、治療途中で漢方の服用を始めるなど、私の話を自分の都合の良いように解釈する部分があり、予約のキャンセルで終わるという納得の終わり方でした。初回の問診時には仕事は辞めるとおっしゃっていましたが、状態が回復した後では、復帰を前提としていました。私の話を聞くのも聞かないのも、その人の自由です。人生の選択は自分で決めたのであればそれがどのようなものであろうと正しいのです。しかしながら同じような症状のくり返しへの不安は残ります。私は患者さんに何も強制しません。患者さんの要望に応えるための最善を提案し、全力を尽くすのみです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望

  • 自律神経
  • 60代
  • 女性
  • E・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望以外の症状

特に、睡眠不足や胃の不快感など

来院されるまでの経過

食べ過ぎで胃を悪くしたことをきっかけに、精神安定剤を1年ほど複数服用している(頓服的に服用量は自分で調整している)。プライベートでのストレスが重なったこともあり、不調が続いている。漢方薬も服用している。

治療内容と症状の変化

3回目の予約を、家族の方が電話でキャンセルされ終了。

まとめ

うつ症状(自律神経症状諸々)、断薬希望に対する治療です。
うつ症状の人はそろって口では「薬をやめたい」と言いますが、「でも」とか「だって」とか「仕方ないから」と言って、もしくはリバウンドの可能性を盾にして、減薬したい・断薬したいという気持ちを行動に移せる人は多くはいません。当院では、断薬を希望される患者さんに対しての治療もしていますが、当院の考え方に納得してくれる人だけ来てくれればよいと考えています。うつ症状の人の多くは、共感や優しい言葉をほしがりますが、それで治るのであれば苦労はないのです。当院では、ダメなものはダメだと伝え、治すにはどうすればよいか(患者さん自身がどう変わらなければならないか)をしっかりお伝えしています。当院のやり方に合う人や合わない人がいるので、くり返しますが、当院の考え方に納得してくれる人だけ来てくれればよいと考えています。簡単に行ってしまえば、自分の考え方を変えることができない人のうつ症状は、私には治すことができないのです。逆に言えば、当院以外でなら、そういう人のうつ症状が治ることもあると考えます。この患者さんも、共感や優しさを与えてくれつつ、断薬にまで導いてくれる治療院に出会えるといいですね。

ちなみに、多くの、うつ症状の治療を希望される患者さんをみてくると、それぞれの心の傾向が分かってきます。自分で自分に病名を張り付けて安心していたり、自分で自分のことを決めつけたり、自分は努力しているから精神安定剤を飲んでいることは悪くないと心のどこかで思っている方が多いのですが(それらが間違いで、だから治らないですが)、この方も口で治りたいと言っているだけで本当の意味での治すための努力はできないだろうなと初回から分かりました。その場合、厳しくて治る可能性の高い道(自分の心の問題を見つめ直すことで根本的な解決を目指す道)もしくは優しくて治る可能性の低い道(表面的に癒されることで間違った自尊心を高めその場しのぎを続けること)かどちらか好きな方を選んでもらうのですが、だいたいの場合は、無理して厳しい道を選んで、無理しているから治療が続かずに終わるのです。私に言わせれば、断薬に対しての覚悟が足りないだけです。そういう方が最後の予約のキャンセルの電話を家族に任せて自分でしてこないのは、何かしら後ろめたい気持ちがあるからなのでしょうね。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経症状(息苦しさ・動悸)、2ヵ月前から

  • 自律神経
  • 20代
  • 男性
  • H・T

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経症状(息苦しさ・動悸)

自律神経症状(息苦しさ・動悸)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

約2ヵ月前、運動後に息苦しさと動悸を感じた。常にあり、ふと気づくと苦しさを感じる。1週間前に悪化した。病院へは行っていない。パソコン仕事で生活が不規則。

治療内容と症状の変化

週2回。初回の治療で症状の軽減を実感できた(治療を受けた次の日は昼まで楽だった)。3回目には、一日中良い日があったとのこと。ここまで治療期間1週間。以降も徐々に改善傾向。睡眠の質が向上し、寝起きも良くなった。息苦しさと動悸は、良い日が増え悪くなっても回復するようになった。8回目で気にならなくなり、10回目時点で症状ゼロ。11回で終了となった。治療期間約2ヵ月。しかしその約2ヵ月後に、2週間前に再発したとのことで再び来院された。その際も初回の治療にて症状は軽減するも安定せず、動悸が原因で不眠になってしまうことが度々あった。9回目には、息苦しさや動悸の山場は越えたようで、眠れるようにまで軽減した。以降も症状の軽減と改善及び状態の安定を目指して治療を継続した。治療回数29回、治療期間約4ヵ月で、引っ越しするとのことで終了。知人の治療院を紹介した。

まとめ

自律神経症状(息苦しさ・動悸)の治療です。軽減するけれど波がある、改善するけれど再発してしまう、そんな状態が続きました。日常生活に支障が出てしまうほどの悪化期間はそれほど長く続かなかったことが幸いでした。特に自律神経症状の場合、原因を見つめ直しそこから改善させていくことが大切です。とても謙虚に生活を振り返っていただきさまざまな努力をしていただきましたが、2回目の症状の消失には至りませんでした。私の力不足も感じました。長期の出張中での来院であったこと、仕事的に目の疲れや精神的な緊張が常に負担としてあったことなどがマイナス要因だったと考えられますが、常識の範囲内です。そうなると、心の奥にあると考えられる息苦しさや動悸の原因になる問題を見つめ直して解決することが必要になってくるのですが、これはなかなか難しいのです。毎日を健康で元気に過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(入眠困難・中途覚醒)、1年前から

  • 自律神経
  • 40代
  • 女性
  • K・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(入眠困難・中途覚醒)

不眠症(入眠困難・中途覚醒)以外の症状

動悸など

来院されるまでの経過

1年前発症。きっかけは夏に暑くて寝付けなかったこと。漢方薬を服用するも改善せず、睡眠導入剤を服用している。

治療内容と症状の変化

週2回を基本。当院での治療開始約2週間後の5回目時点で、睡眠の状態が改善し、医師と相談の上で薬の服用をやめている。開始2ヵ月後からは週に1回の施術間隔を継続。治療開始約5ヵ月後、状態が安定しているので本人希望にて治療を終了とした。治療回数25回。

まとめ

不眠症(入眠困難・中途覚醒)の治療です。はり治療の刺激感が苦手とのことで、常に軽めに施術しました。それでも、しっかり症状は改善させることができました。継続的な施術ができたことで、動悸などの自律神経失調症からくる症状を改善させ安定させることもできました。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経諸症状(喉のつかえ・呼吸が浅い、など)

  • 自律神経
  • 40代
  • 男性
  • Y・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経諸症状(喉のつかえ・呼吸が浅い、など)

自律神経諸症状(喉のつかえ・呼吸が浅い、など)以外の症状

IBSとED傾向

来院されるまでの経過

会社を経営しており、常に精神的なストレスを感じている。ジムでトレーニングするなど健康に気をつけているが、喉のつかえ・呼吸が浅い、などがあり自律神経の働きを整えたいと思い来院。

治療内容と症状の変化

週2→1回。治療を重ねる中で、喉のつかえ・呼吸が浅さは徐々に軽減した。目の疲れも軽減した。9回目以降は週に1回に治療間隔を空けた。14回目で「体調で気になることはない」とのことで本人希望にて終了。治療期間約2ヵ月3週間。

まとめ

自律神経諸症状(喉のつかえ・呼吸が浅い、など)の治療です。病気とは言えなくても気になる症状の多くは、原因が自律神経の働きにあると考えられ、その原因は精神的なストレスと肉体的疲労の日々の蓄積にあると考えます。であれば逆に、ストレスと疲労を軽減し解消することができれば、自律神経の働きが整うことでそれらが治るのです。このような自律神経の諸症状に対して大切なことは、良い状態を継続することです。自己管理のセルフケアでそれができればそれが一番良いです。自分で手が回らなければ、健康管理のために継続して鍼治療を受けることもお勧めです。より健康的な自分を目指して、という治療ができるのも鍼治療の良いところなのです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒、休職中)

  • 自律神経
  • 20代
  • 女性
  • A・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)

不眠症(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)以外の症状

自律神経症状

来院されるまでの経過

6年前に朝に起きることができなくなったことがある。その際は1ヵ月仕事を休んだ。今回は2ヵ月前から睡眠の状態が悪い。仕事量が多く、現状への疑問を持ってしまったことが原因か。1週間前から休職中。自律神経症状(喉が締まる、息苦しい、など)あり。漢方薬を服用しているが改善なく、来院。

治療内容と症状の変化

週2回。2回の治療で不眠症状は軽減を自覚することができた。漢方薬の服用はやめた、とのこと。仕事のことを考えると悪化したが、徐々に症状は軽減していった。症状が軽減するにしたがって気持ちの落ち込みも回復していった。よく眠れるようになり、それを2週間継続することができた。自律神経症状(喉が締まる、息苦しい、など)も消失した。治療開始約1ヵ月10回にて本人希望にて終了。

まとめ

不眠症(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)の治療です。(これらは病気ではなく、あくまで精神状態の1つだと考えますが)抑うつ症状として気分の落ち込みや意欲の低下、自律神経の症状として喉が締まる、息苦しい、なども併発しています。幸いにして休職期間で外から受けるストレスが少なく、治療に専念することができたので回復は比較的早かったです。私は、睡眠は健康の土台だと考えています。睡眠の状態が改善することは、精神状態の回復や自律神経症状の改善につながります。患者さま自身が、自分の心を見つめ直すことができたことも、回復の早さにつながったと考えます。また何かあれば、お気軽にご相談くださいね。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(入眠困難・熟眠困難、1年前から)

  • 自律神経
  • 10代
  • 男性
  • K・O

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

寝つきが悪い・眠りが浅い

不眠症(入眠困難・熟眠困難)以外の症状

自律神経諸症状・常に全身がだるい

来院されるまでの経過

約1年前から不眠傾向。大きなストレスの自覚はない。疲れるとよく眠れるがそれ以外の日は悪い。発症当時は睡眠薬を服用していたが現在は服用していない。

治療内容と症状の変化

週1回。初回の治療後、5日間ほどよく眠れた。5回目時には、徐々に眠りやすくなっていると自覚。9回目の予約に来院せず終了。

まとめ

不眠症(入眠困難・熟眠困難)の治療です。治療の効果はそれなりに出せました。惜しむらくは施術間隔が短ければ同じ回数でもさらに良い結果になっていたであろうことです。私は、結果には必ず原因があると考えています。眠れなくなってしまった原因が何かを振り返り、それを自分の中で解決もしくは改善させることができれば根本的な解決に近づきます。一時的に問題をごまかしていても再発がつきまとうし、睡眠薬や精神安定剤の服用は10代20代の若年層は特に控えるべきだと考えます。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(入眠困難・中途覚醒、2ヵ月前から)

  • 自律神経
  • 70代
  • 男性
  • S・O

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(入眠困難・中途覚醒)

不眠症(入眠困難・中途覚醒)以外の症状

耳鳴り・夜間尿

来院されるまでの経過

約2ヵ月前~不眠傾向。ゲームのし過ぎが原因?約1ヵ月前~昔からあった耳鳴りが悪化、良く眠れた日は軽く済む。心療内科にて精神安定剤を処方され頓服的に服用している。もともと夜間尿2・3回。

治療内容と症状の変化

週2回。治療開始後約1ヵ月後8回目の時点で、週の半分はよく眠れるようになっている。夜間尿にて起きてもまたすぐ眠れるようになった。以後来院なし。

まとめ

不眠症(入眠困難・中途覚醒)の治療です。もともと夜間尿にて中途覚醒があったものの、その後再び眠りにつくことができていたようだ。今回、ゲームをしすぎたことをきっかけに?睡眠の状態が悪化してしまい、加えてもともとあった耳鳴りも悪化してしまった。何かをきっかけにして諸々の症状が悪化してしまうということは珍しくない。だからこそ常日頃から健康的な意味で余裕を持つことが大切だ。特に、私は睡眠は健康の土台だと考えている。起きてもまた眠れる・起きても疲れが取れている、はまだ治療経過の途中であり、できれば、毎日気持ちよく眠れる状態にしておきたい。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

逆流性食道炎(つばが多い・口の中が酸っぱくなる)

  • 自律神経
  • 50代
  • 女性
  • M・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

逆流性食道炎(つばが多い・口の中が酸っぱくなる)

逆流性食道炎(つばが多い・口の中が酸っぱくなる)以外の症状

胃炎や食道炎の経験あり、関節リウマチ

来院されるまでの経過

8年前に胃カメラ検査を受け、胃があれていると指摘された。3年前、胃炎と食道炎と喉の違和感を発症した。薬の服用にて消失と再発をくり返している。1ヵ月前から、つばが多い症状と口の中が酸っぱくなる症状が悪化した。薬で改善せず、当院に来院した。食事内容などに気をつけているが変化なし。日差あり。胃炎の薬と関節リウマチの薬を服用中。

治療内容と症状の変化

週2回。3回目の治療時点で、来院当初10だった症状のつらさがおよそ5にまで半減した。4回目時点では2にまで改善した。しかしまだ食後には悪い。以降もその状態を2週間ほど保ちながら、胃炎の薬をやめた。10回目の予約をキャンセルされ、終了。治療期間約1ヵ月。

まとめ

逆流性食道炎(つばが多い・口の中が酸っぱくなる)に対する治療です。つばが多いことや口の中が酸っぱくなることに関して、消化器官に問題があると考えました。3年前から薬で消失と再発をくり返してきた胃炎症状の延長に、今回の症状があると考えられました。実際、治療4回目までに劇的な改善を得ることができました。

この方は来院当初から「しっかり治すまで通いたい」「治っても健康管理で通いたい」などとおっしゃっていましたが、多くの場合、そういう人に限って症状ゼロにまで治りきる前に来院されなくなります。私の話を聞き入れることができず、自分の意図に反することがあると、すぐに来院されなくなるのです。私の印象とすれば、自分勝手に来て自分勝手に来なくなる。この方も生活習慣の改善を促したら、来院されなくなりました。自分の生活を見直して変えることができない(もうやっているからそれ以上はできない)というタイプでした。(当院に来院する前に)自分で変えた生活習慣でも症状があるのであれば、そこから更に何か変えなければ症状の改善につながらないのは必定です。自分の全てを肯定している限り、本当の意味での根本的な解決はありません。今までの自分を否定した先にこそ、新しい段階があるのです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠(中途覚醒・熟眠困難:夢をみる)

  • 自律神経
  • 40代
  • 男性
  • T・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠(中途覚醒・熟眠困難:夢をみる)

不眠(中途覚醒・熟眠困難:夢をみる)以外の症状

頭痛・目の疲れ・頻尿・下痢

来院されるまでの経過

1年くらい前から不眠症状あり。当時は子どもの夜泣きで起きてしまい二度寝できず、夜泣きがなくなった現在は3~4回夜中に起きてしまう。毎晩夢をみている。漢方を服用したり運動したりなどいろいろしているが、状態が改善せず来院。

治療内容と症状の変化

多忙とのことで治療間隔は本人にお任せ(結果的に、最初の1週間は3回それ以降は多くて2週間に1回)。3回目には中途覚醒なく6時間続けて眠ることができた。目の疲れは軽減し、下痢も落ち着いている。6回目時点で不眠のつらさは来院当初に比べ半減しているとのこと。夜中に起きてもまたすぐに眠れるので精神的に楽。9回目時点では7割がた軽減。以降、仕事で多忙であっても大きく悪化することなく保つことができた。16回目の予約に来院せずに終了。治療期間約6ヵ月。

まとめ

不眠(中途覚醒・熟眠困難:夢をみる)の治療です。治療開始時に間隔を詰めてご来院いただいたこともあり、鍼治療を受けることで徐々に不眠が治っていくことを実感していただくことができました。多忙のため定期的な治療ができず、たまった疲れをとることに終始してしまった感があります。しかしその中で、結果的に不眠のつらさを大幅に軽減させることができました。根本的な問題としての日々の多忙を改善させることができなければ、疲労が蓄積した際には再び不眠傾向になってしまう可能性があります。そうならないように気をつけていただきたいですし、もしまた不眠傾向になってしまった際には薬に頼ることなくお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症、休職中、8ヵ月前から抗うつ剤と睡眠薬を服用中

  • 自律神経
  • 30代
  • 男性
  • Y・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症

その他の症状

頭痛

来院されるまでの経過

約8ヵ月前から睡眠状態が悪化した。3ヵ月前から頭痛が悪化した。MRIなど問題なし。現在、心療内科に通っており抗うつ剤と睡眠薬を処方されている。頭がぼーっとして仕事にならず、先週から1ヵ月の休職に入った。

治療内容と症状の変化

週2回。治療開始約2週間後4回目時にはよく眠れるようになった。頭痛も違和感にまで軽減した。私はまだ早いと伝えたが、そのタイミングで医師と相談の上で薬を減らした。仕事に復帰しても良い状態が続いているとのことで、断薬に至ることなく約1ヵ月後10回の治療で本人希望にて終了とした。

まとめ

不眠症の治療です。治療の効果としては順調で、早期に睡眠の改善や頭痛を軽減させることができました。終了時の状態は安定していましたが、服用していた抗うつ剤や睡眠薬を完全にやめることなく終了してしまった点に心配が残ります。精神安定剤や睡眠薬を服用していた場合、それらをゼロにする、つまり断薬しなければ症状が長期的に安定することはないからです。いつか何かのきっかけで状態が悪くなり、薬が増え、薬に依存してしまうことが多いのです。しかしながら、患者さん自身にそこまでの改善を望む気持ちがなければどうしようもありません。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(入眠困難、中途覚醒)、3週間前から

  • 自律神経
  • 40代
  • 女性
  • A・U

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

不眠症(入眠困難、中途覚醒)、3週間前から

不眠症(入眠困難、中途覚醒)以外の症状

更年期障害(汗が多い)、その他諸々

来院されるまでの経過

約1ヵ月前に実父が亡くなった。しばらくは忙しくしていたが、3週間前から眠れなくなった。仕事の試験もあり勉強を続けていたのでそのせいかと思っていたが、試験が終わっても眠れないのが続いていたので、来院した。1日に3時間くらいしか眠れていない気がする。不眠と同時に更年期障害も悪化している。

治療内容と症状の変化

なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療日の夜は、二度起きたが再び眠ることができた(今までは一度起きてしまうと眠ることができなかった)。久しぶりに眠った気がした。以降、徐々に睡眠の状態は改善傾向で、中途覚醒はあるが次の日は体調が楽になるようになった。6回目時点で、入眠困難は消失し、中途覚醒はあるが再び眠れるのであまり気にならなくなった。ここまで治療期間約2週間。亡父の四十九日法要があり一時的に睡眠状態が悪化したものの許容範囲。よく眠れるようになったとのことで、本人希望にて終了。治療回数10回、治療期間約1ヵ月。

まとめ

不眠症(入眠困難、中途覚醒)の治療です。不眠症に至る原因はそれぞれで、多くの場合は心理的に直視したくない現実が原因であることが多いのですが、今回は原因がはっきりしており、直視せざるを得ないだけに原因の解消も早かったのかもしれません。しかしながら、不眠が原因で体調を悪くしてしまうことで心理的に安定しなくなると心の問題の解決もできなくなってしまうので、日々じゅうぶんな睡眠をとれるに越したことはありません。身体の状態を整えることで心の状態も整えることができたという良い例だと思います。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)

  • 自律神経
  • 60代
  • 女性
  • K・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)以外の症状

腰痛など

来院されるまでの経過

33年前にうつ病と診断されてして入院した。以来、精神安定剤を服用しながら、緩解再発をくり返している。一昨年、家族に不幸があり悪化。薬を飲んでいても治らないと悟り、来院。

治療内容と症状の変化

週2回。2回目時に身体的な疲労の軽減を自覚でっきた。3回目時には「よく眠れた」との感想あり。睡眠状態の改善を維持しながら、運動習慣や食事に気をつけるなどを始めることができた(今まではやる気が出なかった)。約3ヵ月後から、医師と相談して減薬開始。日々のストレスが原因となり、良かったり悪かったりしながらも概ね日常生活には問題ない範囲で過ごす。精神安定剤や睡眠薬の量を、当院で治療開始時には毎日4種5錠だったのが1年後には1種1.5錠にまで減薬することができた。しかし、家族が入院することになり来院する時間が取れないとのことで治療中止。治療回数97回、治療期間約1年2ヵ月。

まとめ

うつ病(不眠症:入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)の治療です。精神安定剤や睡眠薬は、飲めば楽になります。効果が出なければ種類を強くし量を増やせば、効果は出ます。減薬・断薬は、楽なことではありません。だからこそ、精神安定剤の減薬・断薬には勇気が要ります。服用量が多かったり服用期間が長かったりすれば、断薬を達成するまでの期間も長くなります。そして、断薬したからといって終わりではなく、薬のない状態で問題なく毎日を送っていけるように生活習慣を整えておかなければなりません。薬を減らすという明確な意思を持って進まなければ、薬の服用なく健康的な毎日に戻ることはできません。いつのまにか飲まなくなっていた、などということはないのです。精神安定剤をやめたい方は、鍼灸治療を試してみるのも一つの方法です。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)、休職中、精神安定薬服用

  • 自律神経
  • 50代
  • 男性
  • M・Y

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

6年前に上司との不仲が原因でうつと診断された。以降、精神安定薬を服用しており、現在は3回目の休職中。

治療内容と症状の変化

週1回(住所が遠方のため)。4回目の治療時(治療開始約1ヵ月)には下痢の症状が消失した。仕事に復帰して忙しくなってもお腹や睡眠の状態をだいたい保つことができたので治療間隔を2週間に1回にした(ここまで治療回数48回、治療期間約1年。薬を減らす気持ちはないとのことなので現状維持を目的とした治療を継続した)。以降も、うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)に関して、困らない状態を維持することができた。本人希望にて66回で終了。治療期間約1年9ヵ月。

まとめ

うつ症状(抑うつ・不眠・下痢)の治療です。治療開始時は3回目の休職中とのことで、復職後の状態の安定を目的として治療をしました。復職後も、来院期間中は再び休職することなく仕事に行けていました。精神安定薬の服用に関しては、本人に減薬および断薬の意思がないことを確認したので、積極的な減薬の話はしていません(自分勝手に減らすことなく医師に相談するよう伝えました。実際、治療期間中に減薬したとは聞いていません)。私個人の考えとしては、精神安定薬は減薬および断薬するべきですが、治療院の仕事としての「患者さんのニーズにこたえる」が優先されます。明確に、薬を減らす気持ちがないと伝えていただければ、私は与えられた条件下でのベストを目指すだけです。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経症状(のどがしまる、胃の不快感)

  • 自律神経
  • 30代
  • 男性
  • S・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経症状(のどがしまる、胃の不快感)

自律神経症状(のどがしまる、胃の不快感)以外の症状

肩こり、足の冷え、呼吸が浅い

来院されるまでの経過

2年ほど前から徐々に発症した。4ヵ月前に悪化した。動悸、血圧上昇、吐き気、頻尿、下痢などがあったが、現在はのどのしまり感と胃の不快感と肩の重さ(肩こり)のみ残っている。自営業だが、思い当たる原因はない。

治療内容と症状の変化

週2回。初回治療直後には、症状の軽減を実感できた(が次の日には戻っていた)。3回目時には、程度頻度ともに、のどのしまり感と胃の不快感が軽減していると自覚できた。6回目時には「基本悪くて時々良い」から「基本良くて時々悪い」に改善しているとのこと。治療期間1ヵ月8回にて次回の予約がなく終了。

まとめ

自律神経症状(のどがしまる、胃の不快感)の治療です。自律神経の症状自体は2年ほど前からあったようです。2ヵ月前には動悸、血圧上昇、吐き気、頻尿、下痢が出たようですが、これらは全て自律神経を原因とする症状でもあります。これらは消失したようですが、喉と胃の不快感・違和感が消えないということでご来院されました。初回の治療直後から症状の軽減を実感していただき、程度と頻度の軽減を積み重ねていくことができました。さらなる改善も望めましたが、突然来院されなくなりました。問題なく、再発なく過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

パニック障害(動悸・息切れ・めまいなど)

  • 自律神経
  • 40代
  • 女性
  • H・N

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

パニック障害(動悸・息切れ・めまいなど)

パニック障害(動悸・息切れ・めまいなど)以外の症状

過敏性腸症候群下痢型

来院されるまでの経過

20年くらい前、仕事の精神的なストレスにて精神安定薬を服用し始めた。仕事を辞めることで薬もやめたが、結婚・出産時にも不安感は続いていた。1年半前に初めてのパニック発作を起こした。同時期から再び精神安定薬を服用し始めた。2週間前から悪化している。主な不安要素は、二人の子どもの学校行事や地域の仕事に関すること。「現状維持が第一の目標。(いろいろ忙しいので)頑張ってまで症状をゼロにまで改善させるモチベーションはない」とのこと。

治療内容と症状の変化

治療開始当初は週1~2回、以降の通院頻度は本人に任せた。「良い睡眠をとること」「糖分の摂取を控えること」の意味を伝え、それを意識して生活を見直してもらった。学校行事などで症状に波がありながらも、自分の役割に穴をあけることなく無難にこなす日々が続く。治療開始約2ヵ月後(治療回数14回時点)には精神安定薬を来院当初の約半分にまで減らすことができた(毎日2種類服用していたものを、1種類を頓服的に服用するのみにまで減薬できた)。以後その状態を保ちながら治療を継続した。治療期間約10ヵ月、治療回数51回でいったん来院がなくなり、その5ヵ月後に2回来院があったが、その後は再び来院がなくなった。

まとめ

パニック障害(動悸・息切れ・めまいなど)の治療です。「現状維持が第一の目標。(いろいろ忙しいので)頑張ってまで症状をゼロにまで改善させるモチベーションはない」と明確に伝えていただいたので、こちらも厳しいことを言わずに治療することが出来ました。その結果として、大きく悪い状態になることなく現状維持を継続することができました。加えて毎日飲んでいた薬の量を半分に減らしたうえで頓服的な服用にまですることができ、服用している精神安定薬の量と頻度を減らすことができました。しかしながら断薬にまでは至らず私は残念に思っていますが、優先するべき患者さまの望む結果はじゅうぶん出すことができていたので問題ではありません。また何かあればいつでもご来院ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

不眠症(早朝覚醒)・食欲不振、現在休職中

  • 自律神経
  • 30代
  • 女性
  • Y・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状   

不眠症(早朝覚醒)・食欲不振

不眠症(早朝覚醒)・食欲不振以外の症状

肩こり・頭痛など

来院されるまでの経過

諸々のことで精神的ストレスが多く、4ヵ月前に心療内科を受診した際うつ病と診断され睡眠薬を服用し始めた。現在休職中。

治療内容と症状の変化

積極的な改善のためには一週間に2回の治療が望ましいと伝えたが、住居が比較的遠方なこともあり本人の希望で週1回とした。10回の治療(初回時より約2ヵ月半後)にて「よく眠れている、食欲も問題ない」という本人の感想あり。以後、2週間に1回、一月に1回と施術間隔を空けていきながら復職し睡眠薬の服用もゼロにして、「悪くない状態」を保った。後半の半年間の症状は肩こりと頭痛だった。治療開始約1年後、引っ越すとのことで終了。

まとめ

不眠症(早朝覚醒)・食欲不振の治療です。自律神経の乱れからくる、不眠や食欲不振。誰にでも起こる状態ですが、精神科や心療内科へ行けば「うつ病」と診断されてしまいます。そして処方される精神安定剤や睡眠薬などの薬を飲み始めてしまうと、副作用や依存性などの問題もいずれ出てきます。鍼灸治療の施術間隔が空いてしまうと、治療による回復よりも生活による負担が大きくなってしまうことで症状が改善しなかったり、患者自身の治療への意欲が続かなかったりすることが多いですが、結果として今回はちゃんと本人にとって問題のない範囲にまで症状を改善させることができ良かったです。何よりも、良くなりたいという患者本人の気持ちが大切なのだと改めて感じました。後半は再発予防と健康管理が治療の目的でしたが、本人の自己管理もある程度はできていたので自信にしてほしいと思います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

自律神経失調症(めまい)

  • 自律神経
  • 50代
  • 男性
  • T・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

自律神経失調症(めまい)

自律神経失調症(めまい)以外の症状

不眠症(中途覚醒1回)

来院されるまでの経過

2年前大きく不安になることがあり心療内科へ。その際、自律神経失調症と診断され精神安定剤を服用し始めた。1年前からめまい発症。常にふわふわし、状態が悪化すると頭がくらくらする。

治療内容と症状の変化

基本的に週に2回の通院を継続。4回目の施術時にはめまいの軽減を自覚。7回目には、めまい発症は朝晩の起立時にのみにまで軽減した。治療を継続し、不眠(中途覚醒)は消失。肉体的疲労や精神的ストレスがあると頭に違和感(頭痛の前段階のようなもの)を覚え、それが蓄積するとめまい発症する状態を、良い意味で保ち続けた。多忙により(症状改善ではなく)現状維持を目的とした期間もあったが日々の仕事をこなしながら徐々に精神安定剤を減薬した。約2年後、転勤のため終了とした。断薬には至らず。

まとめ

自律神経の症状としてのめまいの治療です。症状は軽減され、症状は「疲れると頭に違和感を感じる」程度を保つことができました。日々の生活を問題なく遅れるようにすることを第一の目標とし、積極的に減薬はしませんでした。お伝えしたセルフケアを行うことで、健康管理をしながら断薬に至っていることを願っています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)

  • 自律神経
  • 20代
  • 男性
  • Y・W

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)以外の症状

首肩こり、不眠傾向

来院されるまでの経過

約1年前、精神的ストレスが強い時期があり、気力が減退(やる気が出ない状態)したことがあった。しばらく落ち着いていたが、半年前から就職活動が始まり再び気力減退を発症した。「休日に外出する気力がない」。1ヵ月前、頭痛と吐き気も起きたため心療内科へ行き、うつ病と診断され抗うつ薬(レクサプロ)を服用中。

治療内容と症状の変化

週2回、後半は週1回。4回目時点で、休日に外出できるようになった(気力が回復してきた)。睡眠の質も向上しており、鍼治療の効果を実感しているとのこと。6回目時点で、医師に相談の上レクサプロの服用をやめているがリバウンドなどの問題はないとのこと。7回目では「だるくてやる気が出ないことが減っている」とのこと。11回目では「よく眠れている」。以後、治療間隔を週に1回に空けて継続。就職が決まった後も忙しい毎日が続いていたが、良い状態を保つことができていた。就職に際し引っ越すので終了となった。治療回数46回、治療期間約9ヵ月3週間。

まとめ

うつ症状(気力減退、精神安定薬を服用中)の治療です。もともと症状が強くなかったこと(それでも日常生活への悪影響は大きくあった)や精神安定薬(抗うつ薬)の服用期間が1ヵ月間ほどで短かったことも幸いでした。睡眠の状態が改善され気力が回復してくる中で比較的早期に断薬に成功することができました。その後も当院に通院している期間中は、気力減退の再発も精神安定薬を再び飲んでしまうこともなく過ごせました。鍼治療で身体の緊張を緩めることは、睡眠の質が向上による気力の回復につながります。性格として気力減退になりやすいと自覚があれば、予防策やなってしまった時の対応策も準備できます。毎日を健康的に過ごされていることを願います。

「うつ」は病気ではなく症状だと私は考えています。誰でも起こりうる症状です。あなたも人生に一度くらい「死にたい」と思ったことはありませんか?それを疾患にして病気として診断名を付けて精神安定薬など頭(脳)に作用する薬を飲んでしまうから始末が悪くなるのです。「うつ」になってしまった原因を考え、自分の中でそれを納得して理解し、解決すること(そのために動き始めること)が本当の意味での「うつ」からの回復になるのですが、多くの人はなかなかそれができませんしそれができる環境でもありません。まずは自分に責任があるのだと自覚したほうがよいでしょう。自分に責任のあることが原因だからこそ、自分の責任で変えることができるのですから。すべてが自己責任ですべてが自分が選択して来た道なのです。他人や環境や世の中のせいにしているうちは、上辺の解決にはなっても根本的な解決にはなりません。陰極まれば陽となる、が如く、沈み切ってしまえば後は上がるだけなのです。過去に縛られることなく未来に希望を持てば、うつ症状を克服することができるでしょう。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)

  • 自律神経
  • 10代
  • 男性
  • R・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)

うつ症状(頭のもやもや感、精神安定薬を服用中)以外の症状

気力減退(やる気が出ない)・イライラする、など

来院されるまでの経過

2年前からの症状。本人的には大学受験へのストレスが原因とのこと。半年前から精神安定薬を服用している。現在はエビリファイ3mg。下痢が多い。不眠感はない。

治療内容と症状の変化

週2回→2週間に1回。4回の治療で状態の改善を実感していただけた。6回目時点で薬をゼロにした。状態に波はあるが、以降も徐々に頭のもやもや感を軽減させることができた。12回目時には、無事に模擬試験を受けることができ、受験に備えることができるようになっていった。センター試験受験や大学合格による進路決定などを無事に乗り越えることができた。県外で一人暮らしをすることになり、終了。治療期間約半年、34回。

まとめ

うつ症状への治療です。「うつ」の西洋医学的な定義はありますが曖昧で、人間の心はそんなに簡単にカテゴライズできるものではありません。したがって、「うつ症状」といっても症状やその程度は人それぞれです。今回の主訴は頭のもやもや感や、やる気が出ないことでした。それをなくすためには精神安定薬の服用をやめることが絶対条件なのですが、治療開始早期にやめることができ再び服用することがなかったことは本当に良かったと思います。受験期の今後の人生を左右する大切な期間に、症状からの悪影響を少しでも減らすことができたのであれば、意味のある治療ができたのではないかと思います。大学生活と一人暮らしを楽しむ中で自分自身を見つめ直し、精神的な問題を解決して考え方や心の持ちようを整えることができれば再発予防になります。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

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