耳管開放症(自声強調:呼吸音、めまい)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 60代
- 女性
- E・T
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管開放症(自声強調:呼吸音、めまい)
耳管開放症(自声強調:呼吸音、めまい)以外の症状
リウマチ・膠原病・ぜんそく・睡眠時無呼吸症候群
来院されるまでの経過
30年前にメニエル病でぐるぐるめまいを発症し、治った。10年前に左右耳鳴りを発症し、軽度だが残っている。4年前に良性頭位眩暈症を発症。3年前に突発性難聴を発症し、聴力低下は治ったが左右耳閉感が残っている。1年半前、自声強調と耳閉感の悪化を発症し、耳管開放症と診断された。横に寝転がると自声強調は軽減するが、最近はあまり軽減しなくなってきている。疲労・雨天で悪化する。
治療内容と症状の変化
週3回から徐々に施術間隔を空けていき、最終的には月1回。3回目の治療時に、横になると症状が軽減しやすくなったと実感あり。4回目時には治療中に耳管が閉じた感覚がありとても楽になったとのこと。15回目時点では(午前中は良くなかったが)夕方から夜に就寝するまで普通に過ごしても耳管開放の状態はほぼ問題なかったとのこと。ここまで施術期間約1ヵ月。そこからも、状態に波がありながら徐々に症状は軽減していき、生活にほとんど支障がなくなったところで良い状態を保ちながら、週2回、週1回、2週間に1回、1ヵ月に1回、と、施術間隔を長くしていった。79回目で1年たったから、と、本人希望で終了。治療期間約10ヵ月2週間。
まとめ
耳管開放症(自声強調:呼吸音、めまい)に対する治療です。住所が県外で遠方からの来院でしたが、頑張って通っていただきました。当初はめまい感があったことからご家族の付き添いがありましたが、状態が改善されめまいが消失したころからはお一人でご来院されていました。
診断名はその都度違っていますが耳の症状をくり返しており、近年はその頻度が増えていました。これは、薬で今の症状を治めることしか見ておらず、問題の根本的な部分を解決しようとしていないからです。年齢を重ねるに従っての心身の衰えが理由であれば、何かしらの対策をしなければ、今は困っていなくても後で困ることになってしまいます。リウマチ・膠原病・ぜんそく・睡眠時無呼吸症候群に対しては、耳の症状がつらいのでそちらを優先して治療したため何も対処していません。できるならこれらを含めて、今後も健康的な生活を続けられるようにしていただきたいですね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)、3年前からあり4ヵ月前から悪化している
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 20代
- 女性
- A・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)
耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)以外の症状
首肩こり、低用量ピルを服用中
来院されるまでの経過
以前から耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)の症状が時々あったが、生活に支障がないので気にしていなかった。しかし、3年前から気になり始め、約4ヵ月前に悪化した。基本は耳閉感があり、悪いと自声強調で自分の呼吸音や拍動音が大きく聞こえてしまう。毎朝、症状が特につらい。調子が良いと午前中で治まり、調子が悪いと夜まで続く。日差の理由は不明。病院へは行っていない。横に寝転がると楽になる。当院の予約をした日から、なぜか調子が良くなっている。
治療内容と症状の変化
週2回→週1回→2週間に1回。当院での治療開始3回目時点で大幅な症状の改善を自覚することができた。自声強調は起きることなく、耳閉感すらゼロの日があったとのこと。ここまで約1週間。5回目時点で、症状はほぼゼロ。8回目時点で、治療間隔を2週間に空けても耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)の症状消失を維持することができており、状態に問題がなかったことから、終了とした。治療回数8回、治療期間約1ヵ月1週間。
まとめ
耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)に対する治療です。耳管に器質的な問題があると考えられる耳管開放症の特徴は、横に寝転がると(物理的に耳管の開放状態が狭くなり)症状が軽減するということです。臨床的には、(突発性難聴などの)機能の問題ではないので発症してからの経過が長くても症状の改善が期待できるという大きな違いがあります。この患者さんの場合も、年単位で続いていた耳管開放症(自声強調・耳閉感・耳鳴り)を、8回の治療で改善・消失・回復させることができました。セルフケアの方法も伝えてあるので今後は自分で良い状態を維持していってくれると良いと思います。素直な性格の患者さんほうが鍼治療の効果は出やすいと思いました。また何かあればお気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳閉感(耳管開放症)、1ヵ月前から
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 70代
- 女性
- S・M
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳閉感(耳管開放症)
耳閉感(耳管開放症)以外の症状
3ヵ月前から胃がんの治療中
来院されるまでの経過
2年前、耳鳴りとめまいを発症した。耳鼻科での薬では治らず(当院ではない)鍼灸院に通って治った。1ヵ月前、耳閉感を発症した。横に寝転がると楽になる。3週間前には耳鳴りとめまいを発症したが現在は消失している。以前通った鍼灸院は遠すぎるとのことで、当院に来院した。
治療内容と症状の変化
3回目時点で、耳閉感の軽減を自覚している。5回目時点では耳閉感のつらさの度合いが来院当時に比べて7割くらい軽減しているとの感想あり。まだ症状改善の余地はあったが、胃の調子が悪いとのことで7回目の予約をキャンセルされ終了した。治療回数6回、治療期間約2週間。
まとめ
耳閉感(耳管開放症)に対する治療です。耳の症状をくり返しているので、体質的に耳が弱いのでしょう。当院の治療にて順調に改善させることができましたが、別の身体の問題のため終了となりました。当院では、がんに対する治療をご希望であれば「免疫リンパ球療法(同種白血球輸注療法)」の受けることのできる病院を紹介しています。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳閉感(耳管開放症)、今回は3ヵ月前から
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 40代
- 女性
- M・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳閉感(耳管開放症)、3ヵ月前から
耳閉感(耳管開放症)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
もともと耳閉感を起こしやすい。今回は3ヵ月前に始まった。スキューバダイビングをしても悪化はしなかった。耳鼻科へ行ったところアレルギーの薬を処方されたが、現在に至るまで改善なし。日差あり。横に寝転がると耳閉感が楽になる。
治療内容と症状の変化
なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療後、鼻が通ると耳閉感も軽減するとの実感あり。以降も、朝に耳閉感が出るまでの時間が長くなったり、あくびで耳抜きができるようになったり(来院当初は耳抜きができなかった)など、症状を軽減させることができた。6回目の予約をキャンセルされ、終了。治療期間約10日。
まとめ
耳閉感(耳管開放症)に対する治療です。もともと耳閉感をくり返している(その度に治っている)ことや横に寝転がると耳閉感が楽になることから、耳管開放症を疑いました。実際、そのように治療をすることで、耳閉感を徐々に軽減させることができました。今回の発症に関して完治に至る前に終了してしまいましたが、治療を継続することで更なる改善も望めました。耳管開放症は発症をくり返すことが多いので、しっかり治すことと再発予防に努めていただきたいです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管開放症(耳閉感・耳鳴り・聴力低下、25年前から)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 50代
- 女性
- M・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管開放症(耳閉感・耳鳴り・聴力低下、25年前から)
耳管開放症(耳閉感・耳鳴り・聴力低下、25年前から)以外の症状
血圧が低め
来院されるまでの経過
25年前に発症して以来、1~3月は良く7~11月は悪い、を毎年くり返している(当院来院時は10月)。就寝前に耳鳴りあり。周りがざわついていると聞こえない。ともに日常生活では問題を感じておらず、耳閉感以外はあまり気にならない。横臥位で耳閉感は軽減する。ストレスで悪化する。日差あり。漢方薬を服用したり、整体に通ったりしたが改善せず。
治療内容と症状の変化
初回の治療直後、耳閉感がゼロになり本人は驚いていた。その後4日間はよかったと2回目時に確認した。しかし3回目の予約を当日にキャンセルされ終了。治療期間1週間。
まとめ
耳管開放症(耳閉感・耳鳴り・聴力低下、25年前から)の治療です。25年間も毎年苦しめられている症状がたった1回の治療で一時的に消失し数日間も改善したのに、継続して治療に来られない理由が私には分かりません。症状改善・機能回復・再発予防・健康増進を目的とする治療を行っていますので、症状の困り度が高ければ高いほど、どの段階でも必要とされる治療を行っているからです。
今回の治療では、機能ではなく耳管の問題であれば25年間も続く耳閉感の症状であっても早期に改善させることも可能だということを改めて知る経験になりました。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管狭窄症(耳閉感・耳鳴り)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 40代
- 男性
- T・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管狭窄症(耳閉感・耳鳴り)
耳管狭窄症(耳閉感・耳鳴り)以外の症状
精神安定薬を服用中
来院されるまでの経過
約2ヵ月前に耳閉感を発症した。耳鼻科にて耳管狭窄症と診断され、投薬を受け、鼓膜を切開した。発症当時より耳閉感は軽くなっているが、残っている。食事中など、かむ(口を動かす)動作で悪化する。アレルギー性鼻炎で鼻をかむことが多い。放射線技師として病院に勤務しており、精神的なストレスが多い。精神安定薬を服用中。
治療内容と症状の変化
週2回→1回。初回の治療にて耳閉感は多少軽減した。2回目の時点で耳鳴り(高音:ピー)を発症していた。5回目時点で耳鳴りが悪化していた。6回目で耳鳴りは軽減した。8回目時点で耳閉感が気になるのは食事中のみになった。10回目時点では1日中耳鳴りゼロの日が出始めた。11回目には、前回から今回までの1週間耳鳴りはゼロだった。12回目時点では、出張へ行って耳鳴りが悪化したとのこと。本人曰く「疲れがあると悪化する」。以降は徐々に良い傾向で、16回目時点で耳鳴りは消失した。治療開始約3ヵ月半、19回で終了。
まとめ
耳管狭窄症(耳閉感)の治療です。状態の改善はありましたが、最後まで耳閉感の消失には至りませんでした。患者さん側も施術者側もできる限りのことをしていますので、この結果が全てですが、考えられる原因としては、精神安定薬を服用していること、仕事が多忙であること、施術間隔が空いていること、が挙げられます。それらの問題がなければ、さらに良い結果が出ていたかもしれません。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管開放症(自声強調:自分の声が響いて聴こえる)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 40代
- 女性
- E・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管開放症(自声強調)
その他耳管開放症(自声強調)以外の症状
アトピー性皮膚炎、不眠傾向(入眠困難)、眼精疲労
来院されるまでの経過
以前から耳管開放症(自声強調)の症状は時々あった。3ヵ月前時から悪化し、ほぼ毎日あるようになった。仕事の電話がつらく、耳抜きしにくい時もある。アトピー性皮膚炎でステロイドを塗布している。子宮内膜症がありピルを服用している。寝つきが悪い。目の疲れが強い。歯ぎしりあり。
治療内容と症状の変化
週1回。2回目、3回目と、耳管開放症(自声強調)の症状は徐々に軽減していった。治療開始約1ヵ月後7回目時点で自声強調(自分の声が響いて聴こえる)の症状は、ほぼ消失。短い時間軽く気になることがある程度。その後も治療の主な目的は自声強調(自分の声が響いて聴こえる)に対して行い、良い状態を維持した。約3ヵ月間13回にて終了。
まとめ
耳管開放が原因による自声強調(自分の声が響いて聴こえる)症状の治療。耳管という部分が物理的に開きすぎてしまうことによって起こる症状なので、発症してから期間が長くても比較的軽減させることができます。しかし、症状ゼロを保つには当然のこととして生活習慣の改善が必要になります。この患者さまも治療を重ねるごとに徐々に症状が軽減していき、7回目の時点ではほぼ消失していました。耳以外にも多くの症状があったので私としてはそれらを改善させていきたかったのですが、結果的にそれはできませんでした。しかし、耳の良い状態は保つことができました。気になる症状があれば、またお気軽にご連絡くださいね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管狭窄症(耳閉感)、4年前から悪化
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 30代
- 男性
- K・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管狭窄症(耳閉感)
耳管狭窄症(耳閉感)以外の症状
不眠傾向(中途覚醒)
来院されるまでの経過
子どものころから、常に耳が詰まった感じ(耳閉感)がある。耳鼻科病院にて、耳管狭窄症と診断されている。4年前から悪化している。口を大きく開ける・横に寝転がる・食事中などは一時的に耳閉感は軽減する。
治療内容と症状の変化
2回目の治療後、「耳の詰まりがポンッと抜けた感じがした」との感想あり。4回目時点で、耳閉感のない時間が増えているとのこと。7回目時点で、つらさは初回時に比べて半分程度にまで軽減しているとのこと。9回目の予約時に来院せず、8回で終了。治療期間は約1ヵ月間。
まとめ
耳管狭窄症による耳閉感の治療です。耳管狭窄症による耳閉感は、耳管が物理的に狭くなっている状態が原因で起こる症状です。発症してから経過が長くても比較的改善する症状です。この患者さまも20年以上続く症状でしたが、8回の治療にて半分程度にまでつらさを軽減させることができました。治療を継続することで日常生活に困らない程度にまでの回復は可能だと考えていたので、治療が道半ばにて終了してしまったことは残念でした。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管閉塞症:耳管狭窄症(ボワンとする耳の違和感:耳閉感)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 50代
- 女性
- Y・W
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状■
耳管閉塞症(ボワンとする耳の違和感:耳閉感)
耳管閉塞症(ボワンとする耳の違和感:耳閉感)の症状
不眠症(中途覚醒)
来院されるまでの経過
7年前に風邪をひいたことをきっかけに、耳閉感を発症。耳鼻科にて耳管閉塞症と診断される。漢方薬を処方され徐々に軽減していたが3ヵ月前に悪化。飲食後に悪い。
治療内容と症状の変化
週に2回の治療。4回目には徐々に症状が軽減していることを実感している。治療開始後約1ヵ月後の10回目時には7割がた消失。15回目時には雨天での悪化も自覚しなくなり耳閉感は9割がた消失した。施術間隔を空けつつ、症状の波はありながらも「気にならずに過ごせる」を1ヵ月以上保てたので、本人希望にて終了とした。
まとめ
耳管閉塞症(ボワンとする耳の違和感:耳閉感)の治療です。回復の過程において、10回目辺りで鼻づまりも消失しています。本人的にも鼻づまりと耳閉感の関連を感じていたので改善の一歩になりました。しかし最後まで中途覚醒は消えませんでした。あくまで耳の症状に対しての治療を目標としていたため、良い意味で本人もそこまで問題視していませんでした。睡眠状態の改善ができれば耳の状態の改善にもつながるのでそれができなかったのは残念でしたが、今後もなるべく良い状態をセルフケアで保てるようにしてほしいです。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管狭窄症(耳閉感、2ヵ月前発症)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 40代
- 男性
- R・T
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳管狭窄症(耳閉感)
耳管狭窄症(耳閉感)以外の症状
便秘・血圧高め
来院されるまでの経過
2ヵ月前に耳鳴りを発症した。服薬にて耳鳴りは消失するも同時に反対側に耳閉感を発症した。以降、耳閉感は軽減しているがゼロにはなっていない。日差あり。朝だけ良い。時間がたつにつれ悪化する。雨天も悪い。耳閉感を発症して以来、寝つきが悪い。
治療内容と症状の変化
3回目の治療時点で、耳閉感が朝だけ良かったのが昼まで良くなった(良い時間が長くなった)。4回目時点では同じく夕方まで良かった。6回目の予約をキャンセルされ、終了。治療期間は約2週間。
まとめ
耳管狭窄症(耳閉感)の治療です。2ヵ月前に発症した耳閉感でしたが、約2週間5回の治療にて大幅に軽減させることができました。当院へ来院する前は改善の変化がなかったようなので、じゅうぶんに効果を出せたと思います。残念なことは、もう少しの回数治療ができれば耳閉感ゼロにもできたと考えられることです。当院への来院がなくても、そこまで回復されていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
耳管狭窄症(耳閉感)
- 耳管開放症・耳管狭窄症
- 男性
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
耳閉感(耳管狭窄症)
耳管狭窄症(耳閉感)以外の症状
中途覚醒(2回)・入眠困難(耳が気になって)・妊娠中(つわり)
来院されるまでの経過
8ヵ月前に風邪をひいて以来、耳閉感がある。3ヵ月前に悪化し、めまいや吐き気を伴うようになった。耳鼻科へ行き、耳管狭窄症との診断を受ける。常に耳が詰まった感じがあり、耳抜きをしてもすぐに戻ってしまう。雨天時は悪化する。妊娠中なので、薬を使わずに治したくて来院。
治療内容と症状の変化
週2回。3回目時には、耳閉感の軽減を実感でき、気にならないタイミングも出てきた。程度は軽減しているが雨天時は悪化する。9回目時には、残り1~2割、雨天時の悪化もなくなった。その後、疲労感があっても悪化せず、施術間隔を週1回にした。治療開始約4ヵ月、22回にて終了。出産のための引っ越のため。症状はほぼ消失。悪くなっても軽度で、自分自身のケアで改善できるようになった。
まとめ
妊娠中は特に使用する薬には気をつける必要があります。耳の症状でも、ステロイドを使えないから、と、来院される方もいらっしゃいます。耳管狭窄症による耳閉感は、耳管が狭窄するという器質的な問題がありますが、鍼治療とセルフケアにて日常生活を送るうえで問題のない範囲にまで軽減させることができます。子育て生活は疲労の蓄積もあるでしょうが、少しでも困ることなく楽しく毎日を過ごされていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
適応症状一覧
- アトピー性皮膚炎の鍼灸治療
- アルコール性肝疾患の鍼灸治療
- うつ症状(鬱病)の鍼灸治療
- 円形脱毛症の鍼灸治療
- 潰瘍性大腸炎(UC)の鍼灸治療
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)の
鍼灸治療 - 顎関節症・はぎしりの鍼灸治療
- 肩関節周囲炎
(四十肩・五十肩)の鍼灸治療 - 肩こり・首こりの鍼灸治療
- 過敏性腸症候群(IBS)
:便秘・下痢・ガス型の鍼灸治療 - 花粉症の鍼灸治療
- 眼精疲労(目の疲れ、ドライアイ)
の鍼灸治療 - 顔面けいれんの鍼灸治療
- ぎっくり腰(急性腰痛)・
ぎっくり背中・ぎっくり首(寝違い)の鍼灸治療 - 逆流性食道炎(胃食道逆流症)の
鍼灸治療 - 外科手術後の炎症
(特に腫脹:腫れ)の鍼灸治療 - 下痢(軟便)の鍼灸治療
- 減量・ダイエット指導の鍼灸治療
- 更年期障害の鍼灸治療
- 股関節痛(変形性股関節症など)の
鍼灸治療 - ゴルフを楽しむための
鍼灸治療の鍼灸治療 - 逆子(骨盤位)の鍼灸治療
- 坐骨神経痛の鍼灸治療
- 耳管開放症・耳管狭窄症の
鍼灸治療 - 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の
鍼灸治療 - 自律神経の不調
(自律神経失調症)の鍼灸治療 - 心身症の鍼灸治療
- シンスプリントの鍼灸治療
- 陣痛促進・安産の鍼灸治療
- 睡眠時無呼吸症候群(閉塞性)の
鍼灸治療 - 頭痛の鍼灸治療
- スポーツ障害の鍼灸治療
- 生理痛の鍼灸治療
- 足底筋膜炎
(足の裏、踵の痛み)の鍼灸治療 - 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の
鍼灸治療 - 男性不妊の鍼灸治療
- 痔(ぢ)の鍼灸治療
- 椎間板ヘルニア(頚椎・腰椎)の
鍼灸治療 - 糖尿病の鍼灸治療
- 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・
耳閉感・めまい、など)の鍼灸治療 - 寝たきり・歩行困難・
訪問施術の鍼灸治療 - 肉離れの鍼灸治療
- 冷え性の鍼灸治療
- 膝痛(変形性膝関節症など)の
鍼灸治療 - 美容鍼灸(美顔鍼)の鍼灸治療
- 疲労回復・ストレス解消・
健康増進の鍼灸治療 - 不育症・流産の鍼灸治療
- 不妊症(不妊治療)の鍼灸治療
- 不妊治療を受けられる方への
鍼灸治療 - 不眠症(睡眠障害)の鍼灸治療
- ベル麻痺(顔面神経麻痺)の
鍼灸治療 - 便秘(慢性便秘)の鍼灸治療
- 勃起不全(ED)の鍼灸治療
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の鍼灸治療
- むくみ(浮腫み)の鍼灸治療
- むちうち(交通事故治療)の
鍼灸治療 - メニエール病の鍼灸治療
- めまい・ふらつきの鍼灸治療
- 免疫力を高める治療の鍼灸治療
- 夜尿症(子供のおねしょ)の
鍼灸治療 - 夜泣き・疳虫(かんむし)の
鍼灸治療 - 腰痛症の鍼灸治療
- (腰部)脊柱管狭窄症の鍼灸治療
- ランナーのための鍼灸治療
- 緑内障の鍼灸治療