過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)
- 30代
- 女性
- E・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
1年ほど前から尿意を我慢できなくなってきた。泌尿器科で検査を受けるも器質的には問題なく、過活動膀胱との診断を受ける。薬の服用で頻尿は治ったが、尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛みがある。現在は薬は飲んでいない。生理前に悪化する。育児休暇中で忙しい。
治療内容と症状の変化
週1回。3回の治療で、なんとなく良い気がするとのこと。5回目の治療で症状の軽減を実感できた。6回目の治療で、さらに症状が軽減している実感あり。生理前で一時的に症状が悪化するも、13回目時点で「良い」とのこと。その良い状態は2週間ほど継続することができ、再び生理前が来たが前回時よりも症状は落ち着いているとのことだった。治療期間4ヵ月2週間17回にて、過活動膀胱の症状は生理前でもほぼ問題なし、もう少し長く尿意を我慢できるようになりたい、のみ、だった。その後は1ヵ月に1回程度4回治療を継続した。
まとめ
過活動膀胱(尿意を我慢できない・歩行時の尿もれ・残尿感・膀胱の痛み)の治療です。週に1回の治療だったからか明確な改善の変化が出るまでに1ヵ月以上の期間がかかりましたが、本人の治したという気持ちが強かったこともあり、継続してご来院いただくことができました。結果的に症状はほぼ消失し、日常生活に問題のない範囲にまで軽減させることができました。治療を継続することでさらなる改善も望めたと考えますがそうはならなかったのは、コストパフォーマンスの問題でしょうか。最終回時には「治療をやめるのには不安が残る」とおっしゃっていましたが、その後の来院がないことから、過活動膀胱の症状は問題のない範囲で過ごされているのでしょう。良いことだと思います。また何かお困りごとがあれば、お気軽にご連絡ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)
- 40代
- 女性
- M・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)以外の症状
不眠傾向
来院されるまでの経過
2~3年前から頻尿になった。原因不明。数軒の泌尿器科にて尿検査や超音波検査を受けるも異常なしとされた。緩解増悪をくり返し、現在に至る。日差あり。
治療内容と症状の変化
初回の治療にて著効したと、2回目来院時に本人が効果の高さに驚いていた。排尿頻度が、1時間に1回だったのが2~3時間に1回に軽減した。夜間尿はなくなった。3回目の予約時に来院せず、終了。
まとめ
過活動膀胱(頻尿:1時間に1回、夜間尿2回)の治療です。初回の治療が著効であったため、2回の治療後には問題のない程度にまでは改善されたと思われます。
施術の対価としての金銭を受け取っていることから患者と治療者は対等な関係だと考えているので治療効果が出たからといって感謝しろとは言いませんが、年単位でつらい思いをしてきた症状を2回で困らない程度にまで改善させたのですから、せめて誠意のある対応(予約キャンセルの連絡をする)をしてほしかったです。感謝の心のない人間とは関わりたくありません。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱による下腹痛、4・5年前から
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)
- 30代
- 男性
- J・T
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱による下腹部痛
過活動膀胱による下腹部痛以外の症状
甲状腺機能低下症による疲労感・過敏性腸症候群下痢型
来院されるまでの経過
4・5年前から会議やプレゼン中に、強い下腹部(膀胱)の痛みと尿意がある。「また痛くなるのではないか」と怖くなる。日差あり。仕事は忙しい。泌尿器科・内科・心療内科で各種検査を受けるも器質的には問題なしとされた。精神安定剤を服用することで症状は軽減したが、頭がぼーとするので現在は服用していない。もともと下痢傾向で、下腹部痛と下痢は同時に起こる。来月の海外出張が心配。
治療内容と症状の変化
治療開始時は週2回。4回目の治療にて、痛みが大幅に軽減した。「これが続けばよい」と本人談。その後、海外出張も問題なく行くことができた。以降、状態の良し悪しの波がありながらも、週1回の治療を基本として概ね「症状ゼロの時もある。時々気になる程度」の状態を保つ。逆に言えば、症状ゼロを長期間保つことはできなかった。治療開始約2年9ヵ月86回の治療にて終了。
まとめ
精神的な緊張時に尿意と下腹部痛が出る症状。いわゆる過活動膀胱(神経因性膀胱)です。過敏性腸症候群と同様に器質的な問題はありません。お話を伺うと、自覚はないが仕事での負担がある(気持ち的には大して緊張はしていないが身体は緊張している)ようでした。施術間隔を短くすることで更なる改善を望めた可能性はあると考えています。しかしながら、例え症状がゼロにまで治らなくても、日常生活に問題のない範囲を保つことには大きな意味があると考えています。どの程度までの結果を目指すのかは患者さま次第であり、それが高いレベルであってもその期待に応えるのが治療者の務めです。求めるレベルが高ければ高いほど、患者さま自身の負担も増えるので、それぞれで良いのです。問題なく過ごされていることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
過活動膀胱(尿意を我慢できない、3年前から)
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)
- 20代
- 女性
- S・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
過活動膀胱(尿意を我慢できない)
過活動膀胱(尿意を我慢できない)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
3年前くらいから尿意を我慢できないことが気になり始めた。2軒の泌尿器科病院にて検査を受け、器質的には問題なかったことから過活動膀胱と診断された。どちらでも薬での治療を受けたが全く治らなかった。泌尿器科の医者には「若いから問題ない」と言われたが、困っている。骨盤底筋トレーニングはしっかりできている。主な症状は、尿意を我慢できない(腹圧性の尿失禁はないが自分の意志とは関係なく膀胱が収縮して尿失禁を起こすことが多くなっている)。徐々に悪化している。冷え・イライラ・不安感・生理などで悪化する。自律神経的な原因を疑い、鍼灸治療を受けることにした。仕事、プライベートともにストレスが多い。
治療内容と症状の変化
治療への意欲は高かったが遠方からの来院だったので、週1回。初回の治療でリラックスすることができ、尿意を我慢できない症状が軽減した(尿意を我慢できる時間が長くなった)。2回目3回目の治療を受ける度にさらなる改善を実感できた。1ヵ月間6回の治療で終了。終了時には7割程度改善したとのこと。その半年後に再発して2回来院されたが、その後は不明。
まとめ
過活動膀胱(尿意を我慢できない)の治療です。泌尿器科病院で検査を受け、器質的には問題ないとされ、薬は全然効かなかったとのことでした。加えて、スポーツ選手で人並み以上に運動習慣があるので、筋肉の問題は除外しました。当院での治療方針は簡単には、自律神経の働きを整えることと膀胱周囲臓器の血流改善としました。治療開始初期から症状が軽減し、この時点で薬の服用よりも効果を実感していただけました。遠方からの来院だったので仕方ないとは思いますが、一定の結果は出せましたが、治療間隔が短く治療期間が長ければ、さらなる改善も望めたと考えます。また何かあればご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
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