名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院 お通じ・お腹症例紹介一覧(1/3)

名古屋市千種区本山駅 鍼灸治療専門 なかやま鍼灸院カレンダー

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症例紹介

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ・おならが多い・お腹が鳴る・便秘と下痢をくり返す)、大学受験前

  • お通じ・お腹
  • 10代
  • 男性
  • S・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ・おならが多い・お腹が鳴る・便秘と下痢をくり返す)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ・おならが多い・お腹が鳴る・便秘と下痢をくり返す)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

中学3年時に呑気症でげっぷが多かった。高校1年生時にげっぷを我慢していたら、おならが多くなった。その後、ガスもれを自覚。胃腸科の病院で内視鏡検査まで受けたが問題なしとされた。名古屋市内の当院とは別の鍼灸院に半年間通院するも全く改善せず。この症状を理由に高校を退学し、現在(初回来院時)通信制高校3年で大学受験を予定。受験時にこの症状で悪影響を受けないようにと思い来院した。

治療内容と症状の変化

週2回。3回目時点で症状の半減を自覚できている(来院時のつらさを10とした場合、5にまで軽減した)。以降、大食いで悪化したり、間食をやめて改善したり、テスト時にはガスもれよりも腹が鳴ることが気になったり、受験に合格したりしながら、つらさの大きくない概ね問題のない状態を保つことができた。38回目時点では1週間症状が全く気にならないにまで改善した(症状消失。10→0)。ここまで治療期間約5ヵ月。以降もしばらくの期間、新生活を問題なく過ごすため不定期に来院を継続した。治療回数49回治療期間約7ヵ月2週間にて終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ・おならが多い・お腹が鳴る・便秘と下痢をくり返す)に対する治療です。人生において大切なことは自分が幸せだと思って生きることです。そこに学歴は関係ありません。しかしながら日本は学歴社会であり、資本主義社会でもあるので、幸せに生きるために必要なお金を多安定して稼ぐにはまずは学歴が必要だと思いがちです。それでも、大学を卒業してからがスタートだと思っていても中学や高校で挫折してしまう人もいます。挫折なんて、しなければしないほうが良いと私は思います(仮に挫折してしまった後に再び立ち上がれる強さを身につけることが大切なのです)。中学や高校を過敏性腸症候群ガス型を理由に退学するのは、私としては心の底からもったいないとしか思えません。なかやま鍼灸院に通ってくれれば治せるのに、と。そしてこの患者さんの、新しい出発に協力できたことは、心から嬉しく思っています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(腹部膨満・腹痛)、自律神経症状あり

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 男性
  • S・O

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(腹が張る・腹痛)

過敏性腸症候群ガス型(腹が張る・腹痛)以外の症状

自律神経症状(喉の詰まり感)・ED傾向

来院されるまでの経過

1年前、バリウム検査後、敗血症で緊急手術を受け生死をさまよった。その後、短期間は人工肛門だった。その後の腹部膨満と腹痛に関しては検査を受けたが異常なし。心療内科に通い服薬するも改善せず。パソコン仕事だが、腹痛が強いと仕事を早退せざるを得ない日もある。仕事は忙しい。

治療内容と症状の変化

週2回、後半は週1回。当院での治療開始後約2週間後の5回目時には調子が良いとの自覚あり。7回目時にはお腹の状態は安定しているがもう少し改善させたい。それよりも喉の詰まり感やEDが気になるとのこと。15回目時には「飲み会で調子に乗って飲食した翌日も、お腹の調子は悪化せず体調を気にせず仕事ができた」とのこと。約5ヵ月間、23回で本人希望にて終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(腹が張る・腹痛)の治療です。手術などの身体的ストレス及び精神的ストレスが原因で発症した過敏性腸症候群ガス型と考えられます。早期から腹部膨満や腹痛の症状は改善を実感していただけていました。年齢が若いうちは大丈夫なことも多いのですが、生活習慣を改善させることができなければ、再発や自律神経症状の悪化が心配されます。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(腹が鳴る)

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 女性
  • Y・I

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(腹が鳴る)

過敏性腸症候群ガス型(腹が鳴る)以外の症状

眠りが浅い・肩こり・腰痛

来院されるまでの経過

中学生時代に発症。会議やミーティング時に腹が鳴ることがつらい。その予定があると考えるだけで集中力が落ちる。食べると鳴らない。胃腸科で各種検査するも問題なし。心療内科で精神安定剤を処方されるも体に合わず中止。排便に問題なし。

治療内容と症状の変化

週2回。腰痛は3回目でほぼ消失。5回目時に腹鳴の軽減を自覚。眠りの状態も改善している(夢を見ても覚えていない程度になった)。治療開始後約1ヵ月半13回目時には、腹が鳴ることがあまり気にならない日が続いており、1日中症状が気にならない日もあった。しかしその後、施術間隔を週1回にしたこともあり、仕事の多忙が続き症状も芳しくない日が続く。約8ヵ月後34回にて、本人希望にて終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(腹が鳴る)の治療です。症状を軽減・改善させることはできましたが、それを安定させることができませんでした。施術間隔を空ける時期がまだ早かったことや仕事の多忙による精神的肉体的疲労の蓄積が原因だと考えられます。私の知識や治療技術の未熟さではなく、説明不足による患者さんの理解不足が原因で治癒の程度が下がってしまい、少し残念なケースでした。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、腹が張る)、中学生時代から

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 女性
  • R・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、腹が張る)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、腹が張る)以外の症状

首肩こり、手足の冷え

来院されるまでの経過

中学生時代からガスもれの自覚あり。高校生になり一時的に症状は軽減したが、大学受験を迎え再発。大学生時代および社会人になっても改善なし、病院では過敏性腸症候群と診断されている。5年前から悪化しており、夕方以降に悪くなる。多忙だと自宅でもガスもれする。出社時でも近くの席に人がいなければ気にならない。緊張で悪化する。症状の自覚にあいまいな部分がある。

治療内容と症状の変化

週2回→本人希望にて週1回。5回目時点で症状改善の自覚あり、ここから本人の希望で週に1回。9回目時点で来院当初に比べ症状のつらさは半減(10→5)している。とのことで、本人希望にて終了。治療期間約1ヵ月2週間。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、腹が張る)に対する治療です。施術間隔を短くしたりもう少しの期間治療が継続できれば更なる改善も望めたので残念でしたが、患者さん本人の希望に沿う中で、できるだけのことはしましたので、サービス業としてはお客さんのニーズに自分のできる最大限でお応えしたことになり、それ以上はないと考えます。それはそれとして、知識と技術の研鑽に励む気持ちは変わりません。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれの自覚あり、おならが多い)

  • お通じ・お腹
  • 40代
  • 女性
  • R・N

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれの自覚あり、おならが多い)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれの自覚あり、おならが多い)以外の症状

常に鼻が詰まっている、肩こり、睡眠不足傾向

来院されるまでの経過

1年半前にガスもれを自覚した。以降、徐々に悪化している。病院へは行っていない。一日中悪い。緊張感や便秘で悪化する。じゅうぶんな睡眠や、排便で楽になる。特に食後に気になる。便秘と下痢をくり返している。

治療内容と症状の変化

週2回。初回の治療で著効、次の日は(1年ぶりくらいで)食後にガスもれが気にならず自覚的な症状はゼロ(10割減)だった。2回目時点では、少し症状が出てしまったが、治療開始前から比べると7割ほど軽減した状態。やはり、トイレに行きたくても行けないと悪くなるが、その悪くなる度合いも軽くなっている。3回目時点で8~9割がた軽減した状態を保てており、調子が良い時は初回の治療後のように食後でもガスもれがゼロでまったく気にならないで過ごせている。ここまで治療期間約10日間。治療間隔を1週間に1回に空けた。以降、ほぼ気にならない(時々少し気になる程度)を保つ。15回目で気になる程度が1割以下になったので、2週間に1回の治療間隔にする。数回治療後も状態が安定していたので1ヵ月空け、それでも問題がなく「良い」とのことだったので終了とした。治療回数19回、治療期間約5ヵ月3週間。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれの自覚あり、おならが多い)の治療です。幸いにも初回から鍼治療が著効を奏しました。が、どう考えても仕事が忙しい。通勤時間も含めると一日のほとんどの時間が仕事に費やされてしまう状況でした。それはもう仕方のないことなので、その中で少しでも症状を改善させていくしかないのです。時間がないながら生活習慣の改善も積極的に行っていただけたこともあり、大きな悪化なく安定して徐々に症状を軽減させることができました。過敏性腸症候群ガス型の治療の場合は患者さんの不安感を解消させることも大切で、治療を終了するタイミングも難しくなりますが、問題点を具体的に見てそれが軽減しているかを自覚していただくことで自信を持っていただくことができ、順調なペースで当院での治療を終了することができました。再発を防ぎながら、また何か気になることがあればお気軽にご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・ガスもれ・腹が鳴る)

  • お通じ・お腹
  • 10代
  • 男性
  • Y・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・ガスもれ・腹が鳴る)

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・ガスもれ・腹が鳴る)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

中学2年生時に過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・ガスもれ・腹が鳴る)を発症した。内科や胃腸科の病院で検査を受けたが問題なし。緊張すると悪化する。下痢にもなる。後ろに人がいると嫌。来月から大学に進学する。

治療内容と症状の変化

週1回。4回目時点で大幅に症状は軽減しており、大学生活が始まったが、まぁまぁな感じ。来院当初に比べるとつらさは5割ほど。5回目では残り3割くらい。「こんな毎日が続けばいい」との感想あり。9回目時点で、満員電車に乗っても気にならなくなり、本人希望にて終了。治療期間約2ヵ月。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・ガスもれ・腹が鳴る)の治療です。過敏性腸症候群ガス型の方の多くは、(学校の教室など)人が後ろにいる、(満員電車など)近くに人がいる、等の状況を苦手とします。逆に言えば、これら苦手な状況でも問題がなければ、過敏性腸症候群ガス型の症状としても問題ないと言えます。治療を重ねる中で徐々に症状は軽減していき、最終的には(通学時の)満員電車内でも気にならなくなりました。再発予防に努めていただき、また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(腹痛)、通学が困難な状態

  • お通じ・お腹
  • 10代
  • 男性
  • H・Y

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群(腹痛)、通学が困難な状態

過敏性腸症候群(腹痛)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

約半年前に腹痛を発症した。病院へ行き薬を処方してもらい、この時は痛みは治まった。その2週間後に再発。再発時は薬で治らず。腸カメラや血液検査で異常なく、過敏性腸症候群と診断された。日差なし、排便と関係なし、食事内容と関係なし。腹痛が原因で学校に通うことができずしばらく休んでいたため、このままでは出席日数が足りなくなり高校を留年することになるので、困って当院に来院した。

治療内容と症状の変化

3回目時点で症状の軽減を自覚できた。その後も良い感じが継続した。5回目時点で、1週間休むことなく全ての授業に出席することができたとのこと。以降の来院なし。治療期間約2週間。

まとめ

過敏性腸症候群(腹痛)の治療です。腹痛が原因で高校への通学が困難な状態が続き、このままでは留年してしまうので何とかしたいとのことでした。半年間も通学が困難だった腹痛を5回(約2週間)の治療で改善させることができました。しかしながら、本来は(留年を回避するために、短くとも年度内は)治療を継続して良い状態を保ち続けることが必要な状態でした。来院されなくなったということは当院の治療が必要ではなくなったということで、問題なく通学できているのだと考えています。過敏性腸症候群の症状が原因で学校を辞めたという患者さんは少なからずいます。学校を辞めることが悪いことだとは思いませんが、その選択をする前に鍼治療で症状を改善させることができるということを知っていれば違う結果もあったのかなとは思うのです。鍼治療の効果を一人でも多くの人に知っていただきたい理由の一つです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(腹痛・下痢)、就職してから

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 女性
  • T・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群(腹痛・下痢)

過敏性腸症候群(腹痛・下痢)以外の症状

手足の冷え・睡眠時間が短い

来院されるまでの経過

6~7年前、就職して以降に発症した。時々なので放置していた。2年前には漢方薬の服用で一時的に症状は軽減したものの、現在も同じように服用しているがもとに戻っている。2週間前から悪化しており、1週間に3回くらい腹痛がつらくなる。寒さや自宅以外での宿泊は悪化要因。日差はあるが理由の自覚に乏しい。

治療内容と症状の変化

週1回。治療5回目まで変化なし。6回目時点で「年末年始の暴飲暴食でも悪かった日が少なかった」と状態の改善を実感できた。漢方薬も減らしているとのこと。8回目から9回目までの1週間は腹痛ゼロで、便の状態も安定していた(下痢がなかった)。漢方薬の服用もやめている。仕事やプライベートが多忙であったが16回目では「お腹の状態は良い」との感想あり。ここまで治療期間約3ヵ月。以降も治療を継続。波がありながらも比較的良い状態を保つ。27回目で終了。治療期間約8ヵ月2週間。

まとめ

過敏性腸症候群(腹痛・下痢)の治療です。学生時代にはお腹の問題がなかったようなので、そういう意味では珍しいケースなのかもしれません。治療間隔が週1回だったことと仕事が多忙だったこともあり、症状の改善までに治療期間が比較的長くかかりました。また同じ理由で、安定した状態を自分のケアだけで一定期間保つというところには至りませんでした。しかし、当院での治療を終えることができたということは、「それなりに」安定した状態を自分のケアだけで保つということができているのだと思います。また何かあればお気軽にご来院ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・腹痛・残便感)、薬で治らず

  • お通じ・お腹
  • 10代
  • 男性
  • Y・S

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・腹痛・残便感)

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・腹痛・残便感)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

この症状のせいで一時的にフリースクールに通っていた。胃腸科や心療内科へ通うも改善なし。約半年前に本来の学校へ戻ったが悪化した。日差あり。残便感あり。緊張すると下痢になる。学校の教室だと悪いが自宅なら気にならない。

治療内容と症状の変化

週2回を基本に、症状の改善に応じて施術間隔を空けていく。5回目時点で残便感は消失。しっかり排便があることで、腹の張り感が軽減しおならも多少は楽になる。11回目時点で症状のつらさはおよそ半分にまで軽減。16回目時点では7割がた軽減。20回目時点ではテストの時だけ気になる程度。23回目時点で、順調で時々気になる程度。学校は問題ないが、(より静かな)図書館へは行きたくない。以降、症状に日差がありながらも良い状態を保ちながら、高校入学試験や卒業式および入学式など、緊張を要するイベントを大過なく過ごすことができた。治療開始約7ヵ月48回にて終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(おならが多い・腹痛・残便感)に対しての治療です。中学生・高校生時代に過敏性腸症候群を発症してしまい、つらい思いをされた患者さんも当院には多く来院されます。まだ世界の狭い(、治療は病院でしかできないという認識の)子どもにとって、病院に行っても症状が治らない絶望感は想像するだけでつらくなります。全てではないですが、病院で治らない病気(症状)でも鍼灸院でなら治るものがあるのだと知ってください。そして過去を悔やまず、未来のために現在に行動してほしいのです。過去は変えることができなくても、現在の努力によって未来を変えることはできるのだとお伝えしたいのです。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)

  • お通じ・お腹
  • 40代
  • 女性

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)

過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)以外の症状

不眠症(入眠困難で、頓服的にデパスを服用中)

来院されるまでの経過

大学時代から、過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)の症状があった。それなりに過ごせていたが、1ヵ月前に症状が悪化した。へその周りが張って痛む。食欲不振もある。胃腸科へ行って漢方を服用しているが効果なし。他の鍼灸院へも行ったが効果なし。

治療内容と症状の変化

3回目の治療時点で、症状の軽減を実感できている。5回目の予約をキャンセルされ、終了。治療回数4回、治療期間約2週間。

まとめ

過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)に対する治療です。
漢方薬も効かず、他の鍼灸院の治療では効果を出せなかった過敏性腸症候群(腹痛・腹部膨満)症状でしたが、当院では治療3回目時点で、明確な症状の軽減を実感していただくことができました。当然、治療を継続することで更なる改善も望めましたが、本人はそこまでの改善を求めていなかったようです。目指するゴールはそれぞれでそれ自体は問題ないのですが、もともと、それなりに症状がありながら長期間大きく困らずに過ごされていると、目指すゴールが「しっかり治す」ではなくなってしまうことも多いです。症状を改善させるための努力や苦労を惜しむというか楽な方を選択してしまうというか、精神安定剤を服用していてその減薬・断薬をする意志のない方はその傾向が強いと感じます。こういう患者さんは、差し当たりのつらさが軽減した時点で来院されなくなるので、4~5回で終了することが多いです。ちゃんと治療したらもっとしっかり治せたのにと思うのは、治療する側のエゴですね。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

便秘(68歳、3年前から)

  • お通じ・お腹
  • 60代
  • 男性
  • M・N

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

便秘(68歳、3年前から)

便秘(68歳、3年前から)以外の症状

糖尿傾向(Hba1c11.1)、尿もれ、不眠傾向

来院されるまでの経過

3年前に便秘を発症、排便は2日に1回。思い当たる原因なし。胃腸科の病院へ行きマグネシウムを処方され、1日1回の排便になる。しかし徐々にマグネシウムの服用量が増え、それでも半年前には2日に1回の排便に戻ってしまった。これでは駄目だと思い医師に相談の上マグネシウムの服用をやめ市販薬を服用するようにしたが、状態は変わらず排便は2日に1回。困って来院した。

治療内容と症状の変化

週2回。4回目時点で、市販薬の服用なしで排便があるようになった。以降も、よく眠れるようになったり排便も徐々に改善され最終的には、薬の服用なしで1週間毎日自然に排便があるようになったので、本人希望で終了。治療回数13回、治療期間約1ヵ月1週間。

まとめ

便秘(68歳、3年前から)に対する治療です。年齢や生活習慣の問題からくる便秘だと考えられます。身体の状態を整えることに加えて生活習慣の改善をお伝えすることで、薬を服用しても年単位で続いていた慢性的な便秘を、薬なしで毎日快便という状態にまで改善させることができました。今後もより良い生活習慣を保ってほしいです。しかし糖尿傾向であることやその他の症状を積極的に改善するつもりはないようで、典型的な西洋医学的思考(この部分だけ治ればよい)だったのは残念でした。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 男性
  • T・N

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)以外の症状

うつ症状

来院されるまでの経過

小学生時代からおならが多くガスもれを自覚していた。内科や心療内科へ通い服薬するも改善せず。中学時代からうつ症状で精神安定薬を3種類服用している。便秘や下痢はない。

治療内容と症状の変化

初回治療後症状の大幅な軽減を自覚。全身の緊張感も軽減しているとのこと。治療開始約3週間後の4回目の治療時点では、鍼治療を受けると4日間は楽になるとのこと。次回の予約なく終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(おならがもれる)の治療です。小学生時代から30年ほど続く過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)の症状に加えて、20年ほど精神安定薬を服用し続けている状態でした。それでも、4回目の治療時には「4日間は(症状が減って)楽になる」との感想をいただくことができました。治療を継続できれば、減薬も含めてさらなる改善も望めたことが予想されるだけに、残念な終わりになってしまいました。遠方からの来院であることと、金銭的な問題が原因と予想されます(本人が、金銭的に厳しいと言っていた)。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(腹痛など)、不眠症(入眠困難)、適応障害あり

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 女性
  • S・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群(腹痛など)

過敏性腸症候群(腹痛など)以外の症状

不眠症(入眠困難)、適応障害

来院されるまでの経過

もともとお腹が弱く、ストレスが重なると腹痛・吐き気・下痢などになってしまうのでコントロールできるようにしたい。複数の病院で検査を受けたが問題なしとされていることから、過敏性腸症候群と自覚している。ストレス・疲労・冷えなどで悪化する。5年前から不眠傾向(入眠困難)、夜間尿1回。

治療内容と症状の変化

週2回。3回目の治療時点で、入眠困難と夜間尿は消失した。本人も、当院の鍼治療にて状態が改善傾向であると自覚することができている。4回目時点で、腹痛も軽減し、吐き気は消失している。6回目時点で、過敏性腸症候群(腹痛など)の症状は7~8割は改善しているとのこと。ここまで治療期間約3週間。コロナの濃厚接触者になったとのことで8回目の予約をキャンセルされ終了。

まとめ

過敏性腸症候群(腹痛など)、不眠症(入眠困難)の治療です。順調に症状を改善させることができていたので、もうしばらく治療を継続させることができていれば、さらなる改善と状態の維持ができていたと考えます。また何かあればお気軽にご相談ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・腹の張り感)

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 女性
  • A・G

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・腹の張り感)

潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・腹の張り感)以外の症状

痔(ぢ)

来院されるまでの経過

6年前、粘血便があり初めて潰瘍性大腸炎の診断を受けた。この時はアサコールと整腸剤の服用で症状は消失した。5年前にはその薬もやめても問題なし。仕事量も減らした。しかし1週間ほど前に再び腹痛を発症。再び胃腸科の病院にてアサコールと整腸剤を処方され腹痛は軽減はしたものの違和感が残っている。食後に悪化し、現在は食事を摂れていない状態。早く少しでも良くしないと体が保たない、と来院。夕方から腹部に熱感あり、疲労にて症状悪化する。首・肩こりの自覚なし。睡眠時間5時間。腹が冷たい。

治療内容と症状の変化

2回目時点で症状の改善を実感できている。3回目時点で、すっかり症状は消失しており、(医師に相談の上)薬の服用はやめている。2週間後の4回目時点で症状・状態に問題なし。遠方からの通院ということもあり、本人希望にて終了とした。治療回数4回、治療期間約1ヵ月。

まとめ

潰瘍性大腸炎(腹痛・下痢・腹の張り感)に対する治療です。潰瘍性大腸炎の診断を受けた腹痛や血便症状においても、ストレスや疲労にて状態の悪化を自覚する人は多いです。ならばその逆方向(ストレス解消や疲労回復)へ心身を向かわせることができれば、症状の改善につながるのは簡単な理屈です。自律神経の働き・睡眠の質と量・冷え・筋肉の緊張などを鍼治療や生活習慣の中で改善させることができたようで、順調な回復をみることができました。この患者さんの場合は食事を摂れなくなってしまっていたので早急な回復が求められましたが、期待に応えることができて良かったです。ただ、潰瘍性大腸炎の身体自体を入れ替えたわけではないので、再発の可能性は常にゼロではありません。なるべく少ない努力で、問題のない状態を保っていただければ幸いです。また何かあればご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(腹が鳴る)

  • お通じ・お腹
  • 40代
  • 男性
  • K・A

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群(腹が鳴る、腹が張る、下痢をくり返す)

過敏性腸症候群(腹が鳴る)以外の症状

不眠傾向(入眠困難)

来院されるまでの経過

幼いころから腹が弱い。半年前精神的ストレスの蓄積により、腹鳴、腹部膨満、下痢をくり返すようになった。発症の順としては、緊張→胃が痛む→ガスが気になる(腹鳴、腹部膨満)。

治療内容と症状の変化

住所が遠方のため週1回、連休時には毎日とした。治療開始約2週間後、8回目時には眠りやすくなりお腹の張りも軽減しているとのこと。約2ヵ月後の17回目時には症状の6割がたは改善しているとの自覚。朝から夕方までは問題なく過ごせる日もある。約4ヵ月後の25回目時には腹鳴と腹部膨満は消失した。その後もお腹は良い状態を保つことができていたが、仕事のストレスから不眠が悪化して心療内科にて睡眠導入剤を処方される。当院ではあくまで過敏性腸症候群の治療を希望しており、不眠症に対してのケアは必要ないとのことだった。約11ヵ月後、41回目に来院せず、終了となった。

まとめ

過敏性腸症候群(腹が鳴る)の治療です。過敏性腸症候群には精神的な問題が関わってくることも多いです。それを患者さん自身が自覚して自分の心を変えることができるか否かが根本的な問題の解決につながるとも考えています。その前段階としては鍼治療での分かりやすい効果としては、とにかく腹部と睡眠の状態を改善させることができれば症状は軽減改善させることができます。お腹はもちろん睡眠も問題なく、仕事を含め支障のない毎日を過ごしてくれていることを願っています。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 女性
  • M・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)以外の症状

便秘

来院されるまでの経過

10年前に発症した。社会人になってから悪化している。車内や職場で気になる。家族や一人でいるときは気にならず、ガスもれもない。

治療内容と症状の変化

住所が遠方なこともあり、結果的に2週間に1回程度。初回の治療でガスもれの症状は大幅に軽減した。2回目時点で「気にならない」、あと少しな感じとのこと。以降、精神的ストレスや冷えなどで悪化することはあるものの、その度の治療でその悪化分は回復している。時々、少し気になる程度。治療回数12回、治療期間約7ヵ月で終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)の治療です。治療終了時も来院当初より症状は軽減していましたが、症状ゼロを継続というわけにはいきませんでした。臨床経験から言わせてもらえば、治療間隔がもう少し短ければ違った結果になったかもしれません。治療開始時に効果が出(すぎ)てしまうと、このような傾向になりがちです。自分自身のケアで、問題のない範囲を保ってほしいと思います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

下痢(腹痛→下痢)

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 女性
  • A・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

下痢(腹痛→下痢)

過敏性腸症候群(腹痛→下痢)以外の症状

アトピー性皮膚炎・かみしめ・副鼻腔炎

来院されるまでの経過

小児の頃から腹が弱く、排便回数が多かった。数年前、疲労過多や食生活の乱れなどがあり過敏性腸症候群を発症した。夕食後に腹痛があり、排便がしっかりあると楽になる。薬膳を学び漢方を服用しているが、改善には至らないので来院した。

治療内容と症状の変化

週2回。3回目の治療時点で、かみしめと副鼻腔炎の軽減を実感している。4回目の治療時点にて下痢の改善を実感している。5回目の治療を「下痢をしなくなって調子が良いから」とキャンセルして終了。

まとめ

下痢(腹痛→下痢)の治療です。数年前から続く、漢方薬を飲んでも治りきらない下痢を、4回の施術で気にならない程度にまで改善させることができました。副鼻腔炎に対しては1回の治療で痛みが消失しました。治療効果としては上々だと考えます。経過の長い症状は改善してもある程度の期間は予防の治療を続けたほうが良いというのが私の基本的な考え方ですが、理解してもらえることは多くありません。この方の場合は少なくとも漢方薬をやめなければいけないし、薬をやめるまでは油断してはいけないとお伝えもしていましたが、心にまで届かなかったようです。

私は「調子が良いから」と言って予約をキャンセルする人が好きではありません。自分勝手な人だな、と思います。治療者と患者の間に信頼関係を築くことができなかった私に責任があるとは思いますが、鍼灸治療は予防を目的とした的な治療ができるので、予約したからには調子が良くても来院していただきたいです。どの程度まで状態がよくなっているのかは分かりませんが、また悪くなっても他の治療院へ行ったほうがよいと思います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

下痢(急性期の軟便)

  • お通じ・お腹
  • 70代
  • 男性
  • M・M

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

下痢(急性期の軟便)

下痢(急性期の軟便)以外の症状

高血圧

来院されるまでの経過

5日前、疲労+暴飲+暴食した。3日前~下痢で、1日に6回排便した。軟便。昨日胃腸科の病院へ行き検査を受けたが問題なしとされた。食事量を減らすなどしても症状が改善せず、下痢止め薬を飲んだが効果なく、来院。

治療内容と症状の変化

初回の治療で症状は大幅に軽減した。2回で本人希望にて終了。治療期間2日。

まとめ

食中毒ではなく、胃腸の機能低下が原因による急性期の下痢への治療です。じゅうぶんな効果が出せたと思います。暴飲・暴食には気をつけましょう。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群下痢型(下痢)

  • お通じ・お腹
  • 40代
  • 男性
  • T・H

なかやまでの治療を目的とした主な症状 

過敏性腸症候群下痢型(下痢)

過敏性腸症候群下痢型(下痢)以外の症状

夜間尿・腹の冷え・腰痛・肩こり

来院されるまでの経過

20年以上前からの症状。胃腸に負担がかかると下痢になって腹が下る。尿意を我慢しても下痢になる。イリボ・コロネル・セレキノンを服用している。営業の仕事をしており、飲酒する機会が多い。

治療内容と症状の変化

週1回程度。初回の治療で夜間尿がなくなり夜中に起きなくなったという効果を実感してもらえた。治療開始2週間後5回目時点で、薬を飲まなくなっても問題なく過ごせているとのこと。以降、徐々に症状軽減傾向。精神的なストレスがあると悪化すること自体は変わらないが、悪くなっても問題のない範囲になり、それを維持できるようになった。15回目には「腹は状態が良い」とのことで、その他の症状の改善を主な目的に治療した。治療期間約5ヵ月治療回数18回で終了、19回目の予約に来院せず。

まとめ

過敏性腸症候群下痢型(下痢)の治療です。断薬も達成し、5ヵ月間も頑張って治療して(治療に通ってくれて)最後は連絡もなく予約日に来院されないのは、終わり方として少し悲しいものがありますね。この患者さんに限らずあることですが…。しかもこの患者さんは20年来の症状が、困らない程度にまで回復しているのに…。自律神経の症状は、原因があれば再発することが多いです。再発予防に気をつけてください。まずは人と人とのマナーや信頼関係を大切にすることから始めましょう。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)、小学生のころから

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 女性
  • H・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)以外の症状

緊張しやすい

来院されるまでの経過

小学生のころから、静かな空間でおならを我慢できずガスが漏れていないか気になってしまう。一人でいるときは気にならない。おならを我慢すると腹がポコポコ鳴る。便は基本的に緩い。

治療内容と症状の変化

1回の治療で症状が消失したとのこと。排便の状態も良いとのこと。治療は2回。本人希望にて終了。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)の治療です。小学生のことから10年以上続くガス漏れ症状が1回の施術で完治したことは、20年を越える臨床経験の中でもこの一例だけです。本人は嬉しそうにしていたので、嘘ではないと思われます。私も笑顔でいたら、気持ち悪がられてしまいました。どんな症状に対してもそうですが、本人が困っていなければそれで問題ないのです。再発予防のための生活習慣などを伝えきれなかったことに不安は残りますが、再発せずに過ごしていてくれることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)

  • お通じ・お腹
  • 20代
  • 女性
  • M・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)以外の症状

首・肩こり

来院されるまでの経過

8年前に発症。それがきっかけで高校を辞めた。大学を卒業した後、現在はデスクワーク。後ろに人がいる状況や座っている姿勢で、ガスもれしていないか気になってしまう。コンサートが好きだが気になってしまって行けなくなった。2ヵ月前から悪化しており、便秘になるとガスもれも悪化する。

治療内容と症状の変化

週1~2回。3回で休日は気にならなくなった。5回で仕事に集中できれば気にならなくなった(逆説的だが、今まではガスもれが気になって仕事に集中できなかった)。7回目で、お腹を気にせずにコンサートを楽しむことができた。10回で、休日以外でもガスが気にならないようになった。治療開始約2ヵ月15回で本人希望にて終了。その後しばらくして同じ症状で4回来院された。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ)の治療です。高校はこの症状が原因で不本意ながら中退してしまったとのことでした。社会人になり働く環境が学生時代の教室のように、後ろや近くに他の人がいる環境になり再び気になるようになってしまいました。それほどの症状が2ヵ月間15回で気にならなくなったので、じゅうぶんな効果を出せたと考えます。本来は、その改善した状態を定着させ患者さま自身で状態を保てるようになることを目標に活習慣を整えながら徐々に施術間隔を空けていくのですが、それが上手にできませんでした。

治療が終了してから10ヵ月後に、症状が半分くらいの程度で再発して来院されました。仕事やプライベートでのストレスが強かったとのことでした。その際は4回の治療で多少の軽減があり、金銭的な問題もありそれで終了となりました。生活環境や生活習慣を整えることで改善と再発予防に努めていただきたいです。機会があれば、またいつでもご連絡ください。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)

  • お通じ・お腹
  • 10代
  • 男性
  • Y・K

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)以外の症状

特になし

来院されるまでの経過

現在高校1年生。中学2年時よりおならが多い。原因不明。自覚的に、10秒に1回おならが出るのが1時間続く。中学3年時からガスもれ症状あり(肛門が熱くなる、入浴中に空気が出る)。消化器内科を受診するも異常なしとされ、ガスコンやビオスリーなどを服用するも効果なし。低フォドマップ食にて多少軽減するも、人が後ろにいると気になってしまう。

治療内容と症状の変化

週2回。4回目で、電車の中で気にならなくなった。7回目以降は施術の間隔が空き、状態の改善も自覚しにくくなる。13回目では(ガスもれはゼロではないが)学校で人が後ろにいてもあまり気にならないまで改善しているとのこと。本人希望にて終了。施術期間約4ヵ月。

まとめ

過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)の治療です。比較的順調に改善させることができたと考えます。もうしばらくの通院があれば、さらなる改善も望めたと考えます。病院へ行っても治らない、薬を飲んでも治らない、生活習慣を改善しても治らない、それでも鍼治療で過敏性腸症候群ガス型(ガスもれ、おならが多い)を改善させることができるのです。学生生活を楽しんでくださいね。

(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群(下痢・腹痛)

  • お通じ・お腹
  • 30代
  • 女性
  • M・H

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状   

過敏性腸症候群(下痢・腹痛)

過敏性腸症候群(下痢・腹痛)以外の症状

自律神経症状(不安による過呼吸)

来院されるまでの経過

10年前に過敏性腸症候群(下痢・腹痛)を発症した。地下鉄や車通勤がつらかったが、いつの間にか消えていた。昨年、家族に不幸があり再発した。地下鉄、車、外食、旅行などでお腹が気になってしまう。

治療内容と症状の変化

週2回→週1回。鍼治療を受けると緊張感が緩んでとてもリラックスできるとのこと。水分摂取量を減らしたり、「気の持ちようだ」と自覚できたりしながら、6回目時点で便の状態が下痢はなくなった。以後、症状に波はありながらも徐々に軽減傾向。食あたりで下痢になることもあったが、13回目時点で地下鉄や車に乗っても気にならなくなった。16回目時では外食しても気にならなかった。20回目時には旅行にも問題なく行けたし、地下鉄では気になること自体忘れていたとのこと。その後も基本的に日常生活では調子が良い状態が続いており、車に長時間乗る旅行だけが不安とのこと。妊娠したので来院することが難しくなり、本人希望にて終了。治療期間約6ヵ月31回。

まとめ

過敏性腸症候群(下痢・腹痛)の治療です。過敏性腸症候群の症状のつらさはそれぞれですが、実際問題として下痢や腹痛が一番困ってしまうのではないでしょうか。10年来の症状でしたが、治療期間約3ヵ月20回の治療でほぼ気にならなくなっていました(その後も、状態が良くなっても安定するまでは施術期間を空けながら治療を継続してご来院いただきました)。自律神経などの身体の状態や生活環境を整えることで、過敏性腸症候群(下痢・腹痛)の症状は軽減します。加えて、自分の精神的な問題を自覚することで、解決の方法を知ることができます。再発することなく毎日を過ごされていることを願います。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

過敏性腸症候群下痢型(精神安定薬服用中)

  • お通じ・お腹
  • 50代
  • 男性
  • T・Y

なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状

過敏性腸症候群下痢型(精神安定薬服用中)

過敏性腸症候群下痢型(精神安定薬服用中)以外の症状

不眠傾向

来院されるまでの経過

昔から、1ヵ月に2回ほど急な便意があり下痢になる。胃腸科の病院で検査を受けるも原因不明。胃腸薬を飲んでも改善なし。30代の頃うつ病を経験しており、現在も頓服的に精神安定薬を服用している。その際には、急な便意から下痢の症状が出ないことから自律神経の影響を疑い、過敏性腸症候群ではないかと考えた。薬の服用をやめたいので鍼灸院に来た。

治療内容と症状の変化

週1回。お腹の症状の出る頻度は時々なので、改善しているかの明確な基準が見つけにくい。初回の治療で2~3日よく眠れた。リラックスできており、鍼治療の効果を実感しているとのこと。4回目の治療時点で、精神安定薬や整腸剤の服用をやめても問題なく過ごせているとのこと(事後報告で、本人に任せた)。7回目の予約を「また悪くなったら連絡する」と言ってキャンセルされ終了。治療期間約1ヵ月1週間。その1年後坐骨神経痛の治療で来院された。その際には、お腹の状態は問題なく保てていた。

まとめ

過敏性腸症候群下痢型(精神安定薬服用中)の治療です。週1回の治療でしたが、本人が「驚くほど」と言うくらいの効果を出すことができました。1ヵ月の治療期間中に断薬にも成功しました。本来は精神安定薬の減薬・断薬に関しても(患者が医師と相談の上で)期間をもって徐々に減らすべきでしたが私には事後報告でしたので、伝えるべきことを伝えたうえで、本人の意思に任せました。以前にうつ病を経験されたことからも判断できますが、自律神経の症状が出やすい体質だと考えられます。うつ病も過敏性腸症候群も、いったん治っても消えてなくなるものではありません。なるべく少ない労力で、再発予防のための生活習慣を保っていてほしいです。

(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)

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