声が(かすれて)出しにくい
- その他
- 50代
- 女性
- C・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
声が(かすれて)出しにくい
声が(かすれて)出しにくい以外の症状
過去に潰瘍性大腸炎
来院されるまでの経過
5年前、母の介護が始まり精神的なストレスが増えた。休職し、半年後に復職した際に、声がかすれており加えて声が出しにくくなっていることに気づいた。5年前から(昨年に母が逝去した後も)症状に変化なし。朝から晩まで一日中声がかすれている。悪くなることはあっても声のかすれが消えることはない。疲労で悪化する以外の原因は不明。
治療内容と症状の変化
薬は使いたくないと言っていたのに2回目に頭痛のため鎮痛剤を使ったとのこと。「本当は使いたくない」「頭痛で仕事に支障が出るから仕方ない」とのこと。2回目の治療後(声がかすれる具合に関して)「少しよい」と仕事の同僚に言われたとのこと。その後、症状はもとに戻ってしまったが思い当たる原因がないとのことだった。5回目時点で「午前中は良かった」「よく眠れている」との感想あり。6回目時点では「昼過ぎまで良かった」とのこと。つまり、当院の治療にて一定の効果は確実に出せていた。しかし症状の改善はここまで。8回目時点で「今週は悪かった」「生活習慣に大差はない」とのことで、以降は変化なし。14回で終了。治療期間約1ヵ月。14回目に生活習慣の見直しを改めてお願いしたところ気分を悪くした様子。
まとめ
謙虚な姿勢で私の話を聞き入れ、生活習慣を見直して症状の原因が何であるかを考えてそれを積極的に変えていこうとする気持ちがない人は、私の治療で症状を改善させるにしても限界があります。何を言っても、「原因は分かりません」(と言ってそれ以上は考えようとせず)、「それはやってます」(と言って話が終わる)、本人に悪意はないのでしょうが「ああそうですか」という返事ばかりでは、治療に対して前向きな姿勢を感じることができませんでした。加えて、症状に変化があっても(ゼロになっていないから)改善していないと言って、良くなった部分を見てくれない人も、症状が改善しにくい傾向だと感じます。声がかすれて話しにくいから他人に誤解されやすいと言っていたが、声の問題ではなくて自分の考え方に問題があるという自覚はないようです。決して悪い人ではないと感じましたが、当院には合わないようでした。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
慢性じんましん(夜中に起きてかいてしまう)
- その他
- 30代
- 男性
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
慢性じんましん(夜中に起きてかいてしまう)
慢性じんましん(夜中に起きてかいてしまう)以外の症状
ED・小児のころはアトピー
来院されるまでの経過
1年半前くらいから、入浴後と就寝中にだけ肩甲間部に蕁麻疹(じんましん:ぶつぶつ)が出て、かゆくなる。かゆみで夜中に起きてしまい、血が出るまでかいてしまう。皮膚科に行き、薬で改善するも数週間後に再発し、以後何もせず放置。花粉の時期にはかゆさが増す。発症当初より症状は軽減している。
治療内容と症状の変化
週2回→月1回。4回目時点で、じんましんの出る頻度が減っているとの自覚あり。7回目ではじんましんの出る範囲も狭くなっており、あと少しな感じ、と本人。ここまで治療期間約1ヵ月。9回目時点では夜中に起きることはなくなったとのこと。14回目の予約を「コロナにかかった」とのことでキャンセルされ以後来院なし。治療回数13回。治療期間約5ヵ月。
まとめ
慢性じんましん(夜中に起きてかいてしまう)に対する治療です。
1年半前から続き、薬を服用しても再発してしまった、じんましん。少しかゆい程度ならばまだしも、夜中に起きて血が出るまでかいてしまうのでは生活の質を大きく下げてしまいます。原因が明確でなかった症状に対しても、鍼治療で上々の改善結果を出すことができました。当然、患者さん本人が生活習慣を見直してくれたことも、症状の改善に多く影響を与えています。これからも、最低限、困らない状態を保ってくれることを願います。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
眼精疲労(長く目を開けていられない)・ドライアイ
- その他
- 20代
- 男性
- S・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
眼精疲労(長く目を開けていられない)・ドライアイ
眼精疲労(長く目を開けていられない)・ドライアイ以外の症状
首肩こり・視力低下(左右とも0.1未満)
来院されるまでの経過
高校時代からコンタクトをつけていたが、3年前からドライアイの症状が強くて眼鏡にしている。1年半前、急に、目の疲れが強く出るようになった。何軒も眼科に行ったが、どこでも器質的な問題はないとされ、何の対処もなく困っている。日差あり(原因不明)。目薬を使っているが、気休め程度にしかならない。
治療内容と症状の変化
本人希望で週1回。初回の治療直後に、眼精疲労の軽減を自覚できたとのこと。以降も、たまった疲れをとっていくように、蓄積された眼精疲労の軽減を積み重ねた。10回目は仕事の都合で治療間隔が2週間に空いたが「来院当初に比べれば目の疲れが軽減してパソコン作業を長時間できるようになった。よい状態を保てているが治療後1週間を過ぎるとやはり疲れを感じる」とのことで、まだしばらくは週1回ペースを保つことになった。21回目から治療間隔を2週間1回に空けた。良い状態を保ちながら、29回目の予約はされず、終了。治療回数28回。治療期間約9ヵ月。
まとめ
眼精疲労(長く目を開けていられない)・ドライアイに対する治療です。
眼精疲労とドライアイの改善を目的として何軒も眼科医院をまわったようですが、器質的な問題がないことは分かっても症状の改善には至らなかったとのことでした。眼精疲労を改善させるのは簡単です。長時間のパソコン作業やスマホの使用を控え、目を疲れさせなければよいだけです。しかし、それができないから困ってしまう方が多いのです。そんな時は、鍼治療を受けることも眼精疲労の改善方法の一つになります。仮に目が見えなくなってしまったら、それだけで現在と同じ生活は成り立たなくなってしまうでしょう。健康状態の判断で、目の状態もとても大切ですね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
夜間尿・尿漏れ
- その他
- 60代
- 男性
- A・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
夜間尿・尿漏れ
夜間尿・尿漏れ以外の症状
高血圧
来院されるまでの経過
徐々に排尿困難になり、4ヵ月前に泌尿器科にて薬を処方してもらった。2ヵ月前から夜間尿を発症。当初から悪化はしていないが一日平均して5~6回。日差なし。昼間でも1時間に1回は排尿するようになっているが、こちらは気にならない。
治療内容と症状の変化
週2回。3回目時点で、排尿困難の薬と高血圧の薬をやめたとのこと。医師にも(当然私にも)相談なしでのことだった。12回目まで著効がないことから、治療方針を若干変更した。以降、徐々に改善へ向かう。23回目時点で、夜間尿の回数が平均して4~5回に軽減。睡眠の質も向上しているとの自覚もある。ここまで治療期間約2ヵ月。31回目時点では、夜間尿の回数は2~3回に軽減した。39回目で夜間尿は2回、51回目時点で夜間尿は1回と、徐々に症状は軽減・改善していった。治療期間を通して改善した分は再び悪くなることとはなく、良い状態を保つことができていた。62回目からは週1回。風邪をひいて体調を悪くしたとのことで、終了。治療回数69回。治療期間約8ヵ月3週間。
まとめ
夜間尿・尿漏れに対する治療です。
症状改善の最初の一歩までの回数・期間が比較的長くなってしまいました。患者さんが根気よく治療を継続してくれたからこその改善結果だと思います。几帳面な性格だと患者さんご自身も自覚しており、自身の症状を数字で記録していたことで、改善も明確に知ることができました。尿漏れに関しては、夜間尿のほうが困っているからこちらの治療を優先してほしいとのことだったので、指標としませんでした。夜間尿の改善に応じて、尿漏れも少しは改善傾向であったようです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
まぶたのけいれん(半年前に発症)
- その他
- 60代
- 男性
- M・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
まぶたのけいれん(半年前に発症)
まぶたのけいれん(半年前に発症)以外の症状
目の疲れ・首肩のこり
来院されるまでの経過
半年くらい前から、まぶたが時々ピクピクけいれんする。ほほに違和感もある。原因は不明。眼科・脳外科でMRIやCT検査などを受けたが問題なし。三叉神経に血管が触れていることが原因とされ手術を勧められたが、拒否。整形外科にも通ったが改善なく、当院に来院した。日差なし。
治療内容と症状の変化
初回の治療後、けいれん症状は5~6割軽減したとのこと。来院回数5回。治療期間3週間。
まとめ
まぶたのけいれん(半年前に発症)に対する治療です。
半年前に発症、原因不明、さまざまな病院へ行ったが異常が見つからず、手術を勧められ、全く改善のなかった症状を、当院の治療1回で半減させることができました。しかし、その後は改善なし。治療を重ねることでさらなる改善も望めたと考えますが、おそらく、目先の結果だけを求めており、原因を解消しなければならないという私の話に耳を貸しませんでした。言葉は丁寧でしたが態度はふてぶてしい方でした。初回の治療後も不信感をあらわに予約を取らずに帰られましたが、症状が良くなったので2回目の予約をされたのでしょう。そして3回目には、2回目の治療が初回ほどの効果がなかったので不満そうでした。加えて、こちらの伝える施術頻度で来院されなければ、改善しない理由はまずそこにあるとしか言えません。このような患者さんは結構多いのですが、みなさんだいたい、改善はするけれど治りきる前に来院されなくなります。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面けいれん(下まぶたのけいれん)、1ヵ月前から
- その他
- 50代
- 女性
- Y・O
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顔面けいれん(下まぶたのけいれん)
顔面けいれん(下まぶたのけいれん)以外の症状
頻尿・夜間尿(1~2回)・便秘
来院されるまでの経過
1ヵ月前、下まぶたにけいれんが起こっていることに気が付いた。眼科病院・脳外科病院などへ行き、MRI検査を受けたが異常なしとされた。しかし症状は軽減せず、当院に来院した。常にけいれんしている感じがある。もともと悩みやすい性格に加え、プライベートで緊張やストレスが多かった。
治療内容と症状の変化
なるべく施術間隔を短くして治療した。3回目の治療後、数時間はけいれんが起きなかった。4回目時点で、2日間けいれんがほぼゼロだった。その後も、比較的良い状態を継続した。9回目時点では、一時的にけいれんが出たが4日間はゼロだったとのこと。12回目の予約をキャンセルされ終了。治療回数14回、治療期間約1ヵ月1週間。
まとめ
顔面けいれん(下まぶたのけいれん)に対する治療です。住所が遠かったのですが、頑張って通ってくれました。私は症状にもよりますが、症状ゼロを2週間から1ヵ月の期間継続することができれば今回の発症に関しては消失したと考えて良いとしています。逆に言えば、それまでは再発(というか治っていないというか)の可能性があるということです。そういう意味では不安の残る終わり方でしたが、仕方ありません。症状ゼロの日があったということを気持ちの安心に変えて、自分でケアしてくれると良いと思います。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)
- その他
- 30代
- 女性
- A・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
約1週間前に顎の骨を削る美容整形手術を受けた後に上記症状を発症した。抜糸は10日後。術前に医師から説明を受けたので納得してはいるが、少しでも症状を治したいと思い来院。
治療内容と症状の変化
週3回→週2回。初回の治療で、口から水がこぼれにくくなった。4回目の治療時には感覚鈍麻の改善感があるとのこと。ここまで治療期間5日。7回目時点で、片側の感覚鈍麻は9割がた改善した。口角の上がりも、水がこぼれることはない。その後、治療間隔が空くも、自分で納得できるレベルにまで改善したとのことで、本人希望にて終了。治療回数10回、治療期間約1ヵ月。
まとめ
外科手術後の炎症(顔面神経麻痺、顎と唇の感覚鈍麻・口角が上がらず水がこぼれる)に対する治療です。外科手術後の後遺症です。早い段階での治療開始が効果的でした。納得して受けた美容整形手術ですが、後遺症はないに越したことはありません。少しでも状態を回復させることができてよかったですね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面けいれん・眼けん下垂、3年前から
- その他
- 60代
- 女性
- C・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顔面けいれん・眼けん下垂
顔面けいれん・眼けん下垂以外の症状
不眠症(入眠困難、中途覚醒3~4回)
来院されるまでの経過
3年半前、急に光がまぶしく感じられるようになった。約1ヵ月後、それが消失する代わりのように片側のまぶたがけいれんするようになった。徐々に頬にまでけいれんの範囲が広かった。3回ボトックス注射を受け、その都度けいれんは消失するが同時に顔面神経麻痺にもなり、しばらくすると戻る。医者には手術を勧められている。いつからか眼けん下垂も始まり、見た目で分かる程度にまで悪化している。鍼灸院にも3軒通ったが変化がなかった。人との対面時に悪化する。首の凝りを緩めたり入浴によって軽減する。昔から入眠困難があり中途覚醒も3~4回ある。ストレスの原因として思い当たることはあるが内容は不明(未確認)。
治療内容と症状の変化
週2回。4回目の治療時点で、けいれんの程度が少し軽減しているとの自覚あり。治療直後には眼けん下垂は目に見えて改善される。眼けんけいれんと眼けん下垂は同時に改善されるという自覚があるとのことから、眼けん下垂に関しては眼けんけいれんが原因の偽眼けん下垂症だと考えた。5回目では、中途覚醒後に眠りやすくなったとのことで、睡眠の質も改善されている。8回目では、けいれん・下垂ともに症状の改善は治療直後だけから徐々にその時間も長くなっていった。12回目には、けいれんに関して「良いタイミングが増えている」「よく眠れている」とのことで、治療直後には下垂が見た目で判別できない程度にまで改善することも多くなった。その後も治療を継続することで治療効果は蓄積され、けいれん・下垂ともに、程度と頻度が徐々に軽減していった。55回目の予約をキャンセルされ、以後の連絡はなく終了。治療回数54回治療期間約7ヵ月。
まとめ
顔面けいれん・眼けん下垂に対する治療です。
印象に残っているのは、初回時にストレスの原因を尋ねた時に「それは言えない」と回答されたことです。この回答には様々な問題が含まれます。初回以降私も再び尋ねなかったし本人も私に話そうとはしませんでした。けいれんの根本的な原因と考えられる精神的なストレスを解決することができない中で(それを話す程度の信頼関係もないままで)、よく改善させられたほうだと思います。施術頻度が多ければ、さらなる改善も望めたと考えます。40回目を過ぎたころから治療する場所に対しての意見をされるようになったので、効果に不満があったのでしょう。結果に満足していれば患者さんは治療内容に意見はしないものです。遠方からの通院だったので、治療開始時には改善が感動的だったのかもしれませんが徐々に慣れてしまい、費用(労力)対効果に満足できなくなっていったのかもしれません。ストレスの原因を(気持ちの中でだけでも)解決することが大切だと伝えましたが、その方向への努力は不明でした。少し残念な終わり方でしたが、責任は果たせたと思っています。手術を受けても確実に効果があるとは限りませんので、他の方法を検討していただければ幸いです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面けいれん(ほほの引きつり感)
- その他
- 40代
- 女性
- S・S
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顔面けいれん(ほほの引きつり感)
顔面けいれん(ほほの引きつり感)以外の症状
首こり
来院されるまでの経過
以前から顔面のけいれんが気になることはあったが、病院で検査を受けても異常なしとされ、自然に治っていた。今回は5ヵ月くらい前に発症し、徐々に悪化している。原因に心当たりはない。日差あり。
治療内容と症状の変化
治療を2回受けた後の感想として、「治療後は楽になる。次の日はスッキリする」とのこと。5回目の予約を当日にキャンセルされ終了。治療回数4回、治療期間1週間。
まとめ
顔面けいれん(ほほの引きつり感)に対する治療です。治療後には症状軽減の実感を患者さんが得ることができていました。治療を継続することができれば、軽減した状態を定着させるなど、さらなる改善も望めたと考えます。しかし、発症した原因が思いつかないなど、生活習慣を具体的に変えることができなければ効率的な改善は望めません。分からなければ一般的に言われていることをまずは徹底するしかありません。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
両下肢のこわばり感としびれ感(原因不明)
- その他
- 60代
- 女性
- H・M
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
両下肢のこわばり感としびれ感(原因不明)
両下肢のこわばり感としびれ感(原因不明)以外の症状
毎日下剤を服用している・不眠傾向
来院されるまでの経過
1年半前の起床時に、両下肢の脱力感としびれ感で立ち上がれなかった。整形外科病院で腰が原因とされ2週間入院し脱力感は消失した。しかしその後は両下肢がこわばって筋肉が固くなり動かしにくくなった。後縦靭帯骨化症と診断され首の手術を受けるも全く改善なし。医者は「様子を見ましょう」としか言わず困り果て、ツムラに努める親族の勧めで漢方薬を試すも効果なく、友人の紹介で当院に来院した。症状は徐々に悪化傾向で、膝が上がりにくく歩行が困難になってきている。
治療内容と症状の変化
週2回。4回目では治療後に一時的に症状が軽減して楽になったと自覚した。6回目では今までより長く立っていられるようになった。その後も、階段が昇りやすくなったり高いところの物が取れるようになったりなど徐々に回復改善傾向だった。まだまだ症状が残っている状態で施術間隔を空けることを希望されたが、「それでは同じペースでは改善しない」と伝えたところ、治療回数23回、治療期間約3ヵ月にて本人希望にて終了。
まとめ
下肢のこわばり感としびれ感(原因不明)の治療です。病院で手術を受けたのにもかかわらず全く改善せず、むしろ徐々に悪化傾向で日常生活にも支障をきたしていました。当院では下肢の血流悪化が原因と考えて治療し、一定の効果を出すことができました。更なる改善の余地があったので治療を継続していればそれを望めたと考えます。
年単位で困っている症状を治療する際に時々いらっしゃるのが「私は気長に治療を受けに来ます」と言う人。こういう言葉を使う人に限って、半年も治療が継続しません。きっと「気長に」の意味が私と違うのでしょう。加えて時々いらっしゃるのが、病院や他の治療院で治療を受けても効果がなく当院の治療で効果が出ているのに(まだ回復の余地があるのに)来院されなくなる人。いろいろ理由があるとは思いますが、勝手にしてください。私は仕事で鍼治療をしていますが、その前に一人の人間です。信頼関係を築くことができない相手には仕事としての治療しかできず、心を込めた治療はできません。無駄な手術をした医者と症状を軽減させた私の発言を比べて「でもお医者さんが言ったから~」と言われた時にはさすがに閉口しました。
症状が改善しても、改善したところではなく残っている部分を見続ける人は、他人のせいにして愚痴ばかり吐きます。少し偉そうな言葉になってしまいますが、周りに感謝できない人は自分勝手な人が多く、そのような人は一つ問題が解決してもまた別の問題が出てきます。年齢は関係ありません。自分の心の問題を見つめ直すことから始めましょう。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
ベル麻痺(顔面神経麻痺)、2ヵ月半前発症
- その他
- 50代
- 女性
- E・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
ベル麻痺(顔面神経麻痺)、2ヵ月半前発症
ベル麻痺(顔面神経麻痺)、2ヵ月半前発症以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
2ヵ月半前に、顔に違和感を感じた。耳鼻科にてベル麻痺(顔面神経麻痺)と診断され薬を服用するも著効なし。原因としては、睡眠不足が続いていたことが思い当たるが、現在は問題解決してじゅうぶん眠れている。発症当初に比べれば症状の程度は幾分軽減しているが、現在も、目が閉じ切らない(ことが原因で目が乾くので眼帯を付けている)、口から水がこぼれる、見た目の問題などがある。
治療内容と症状の変化
なるべく治療間隔を短くして治療。初回の治療にて少し目の閉じが良くなっているとの改善を実感できた。5回目時点では眼帯を付けずに過ごせるようになった。7回目時点で、来院当初に比べ3割ほど改善しているとのこと。本人希望にて一時中断となった。治療期間約2週間。その後の来院はない。
まとめ
ベル麻痺(顔面神経麻痺)、2ヵ月半前発症に対する治療です。ベル麻痺は、原因不明の顔面神経麻痺とされています。神経が関わる症状に関しては、発症してから期間が長くなるほどに改善しにくくなってしまうと考えます。発症してから2ヵ月という経過は、ベル麻痺の治療にあたり決して短い期間とはいえません。それを説明したうえで、少しでも状態が改善するように治療をしました。2週間の治療期間で約3割の改善を、どう判断するか。私としてはじゅうぶんな効果だと考えます。当然、さらなる改善も望めたと思いますが、患者さんの都合にて終了となりました。患者さん自身が、前向きな気持ちを持って症状改善への努力ができたというのも、改善のポイントでした。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
上腕骨内側上顆炎(肘の痛み)
- その他
- 50代
- 男性
- M・Y
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
上腕骨内側上顆炎(肘の痛み)
上腕骨内側上顆炎(肘の痛み)以外の症状
五十肩(関節可動域制限あり)
来院されるまでの経過
仕事や私事が忙しく疲労を感じていた。昨日、長時間の車の運転をしたこともあり、就寝前には肘に重だるい感じがあった。今朝、起床時には痛くなっていた。昼になり多少は痛みは軽減している。肘周りは冷たくなっている。肘関節可動域制限あり(屈曲・伸展しきれない)。
治療内容と症状の変化
徒手検査を行い、手関節の掌屈負荷にて肘関節内側に痛みが出ることから、上腕骨内側上顆炎と判断した。初回の治療後に関節可動域は回復した。初回治療の2日後には痛みが完全に消失したとのこと。治療回数2回、治療期間1週間にて終了。
まとめ
上腕骨内側上顆炎(肘の痛み)の治療です。発症の原因は日常生活の疲労の蓄積と長時間の運転でしょうか?じゅうぶんな効果を出せたと思っています。五十肩(関節可動域制限あり)の症状もありましたが、仕事が多忙のため通院できないとのことでした。ハッキリ言っていただけるとありがたいです。また何かあればご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
上肢のしびれ痛み(1ヵ月前から)
- その他
- 20代
- 女性
- R・O
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
上肢のしびれ痛み(1ヵ月前から)
上肢のしびれ痛み(1ヵ月前から)以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
1ヵ月前に発症し始めた。足がしびれる前のチクチクするような痛みが、左上腕三頭筋→右臀部→左ふくらはぎ→右ふくらはぎ→右大腿後面→左掌→左肩、の順で出た。現在は左上腕のしびれ痛みが特に気になる。内科や整形外科を受診しMRI検査や血液検査も受けたが全て問題なしとされた。
治療内容と症状の変化
週1回。初回の治療後に、部分的な症状の軽減を実感することができたとのこと。治療を継続する中で、下肢の症状が消失したり、多忙にて一時的に症状が悪化したりしながら徐々に症状は軽減・改善されていった。治療回数12回目(治療期間約2ヵ月)時点で、来院当初にあった症状は全て消失した、以降は再発予防を目的としての健康管理の治療を、施術間隔を空けて行った。23回目の予約に来院せず終了。治療回数24回、治療期間約8ヵ月。
まとめ
上肢のしびれ痛み(1ヵ月前から)に対する治療です。検査を受けても原因が判明せず、明確な診断名が病院では出ませんでした。原因不明の病に対して西洋医学は基本的に無力です。しかし状況から血流に問題があると考え、それを改善させる治療を行ったところ、徐々に症状は改善されました。多忙により悪化が見られたということは、広い意味でみた原因は疲労の蓄積にすぎません。であればその逆、疲労からの回復を目指せば症状は改善されるのです。仕事が多忙の様子だったので、また悪くしないようにしてほしいですね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面けいれん(まぶたのけいれん)、3週間前に発症
- その他
- 40代
- 女性
- M・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
まぶたのけいれん
まぶたのけいれん以外の症状
ドライアイ・頚椎症・更年期症状・睡眠薬を20年前から服用中
来院されるまでの経過
3週間前にまぶたのけいれんを発症した。目の疲れが原因と考えられる。起床時に気になる。
治療内容と症状の変化
初回の治療で患者さんの実感としての症状を7割減らすことができた。治療回数3回、治療期間約2週間。
まとめ
まぶたのけいれんに対する治療です。本人にとって簡単に治ってしまうとそれが当たり前になってしまって、治ることや健康のありがたみを感じられなくなってしまう方は比較的多いです。来院されたのが3回で、前日もしくは当日のキャンセルが3回ありました。患者さん側にもいろいろな理由はあると思いますが、私からすると、治療に対する真剣度が足りません。仕事なので結果を出すために常に全力を尽くしていますが、このような方には心を込めた治療はできません。睡眠薬を減らす気持ちがない時点でその場しのぎの健康に満足しているので、当院の考え方には沿わないようです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
背中の張り感、四十肩
- その他
- 40代
- 男性
- K・O
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
背中の張り感
背中の張り感以外の症状
四十肩
来院されるまでの経過
仕事の疲労などで慢性的に背中にコリを感じる。一般的にいう肩こりのような感じでつらくなる。
治療内容と症状の変化
症状がつらく気になるときに予約していただいた。鍼治療には慣れているとのことで初回から刺激を加え筋肉が緩むようにした。それもあり初回から治療直後には効果を実感してもらえた。施術期間の中で四十肩(結帯動作で肩関節に痛みが出て、腰を触ることができない)を発症したが経過が短かったこともあり1回の治療で症状がほぼゼロになった。約1年間で15回の施術。
まとめ
単純な筋肉の緊張に関しては、それを緩めることで症状を改善させることができます。再発予防に原因を減らすことは大切ですが、実際多くの場合は負担が仕事であったりするので限度があります。よって、継続的に定期的に、蓄積してしまった疲労(筋肉の緊張)を減らすことができれば、よりよいコンディションで過ごすことができるのです。鍼灸治療に慣れていた方だったので、刺鍼の際の刺激感や治療後のダルさにも理解があり、施術者側からすると話が早くてありがたかったです。また何かあればお気軽にご連絡ください。鍼灸に頼ることなく自分自身で健康を維持していただければ一番ですが、開院して10年も過ぎると数年ぶりに来院される患者さまがいらっしゃって、久しぶりにお会いできることは嬉しいものです。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
かかと後方の痛み
- その他
- 40代
- 男性
- H・I
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
かかと後方の痛み
かかと後方の痛み以外の症状
特になし
来院されるまでの経過
1ヵ月前から違和感あり。2週間前から痛みに変化した。日により緩解増悪あり。車での移動が多いと悪化する気がする、とのこと。
治療内容と症状の変化
かかとの痛みを訴える症状としては足底筋膜炎が多いのだが、その場合痛みの出る部位は、足の裏のかかとの前方になる。しかしながらこの患者さまの場合、かかとの後方に痛みがあるとのこと。まずは足部の血流改善を目標として治療した。著効し、2回目の治療時に症状は消失しているとのことで、終了とした。
まとめ
かかと後方の痛みの治療です。原因を特定することのできなかった症状です。血流不全からくるものだと見当をつけ、それが改善されるように施術をした結果、大きな効果があり、1回で痛みが消失しました。数年すぎても再来院がないことから考えると、再発もしていないと考えます。とてもいいことです。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
陰茎の皮膚から浸出液が出る
- その他
- 30代
- 男性
- Y・N
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
陰茎の皮膚から浸出液が出る
陰茎の皮膚から浸出液が出る以外の症状
アトピー性皮膚炎、不眠(中途覚醒)
来院されるまでの経過
小児の頃からアトピー性皮膚炎でステロイドを塗布していた。7年前に脱ステロイドをした。その際、全身から浸出液が出た。5年前、陰茎の皮膚からの浸出液だけが残った。3年前からその頻度が増えて悪化している。泌尿器科や皮膚科では(浸出液も)アトピーだと診断されステロイドを処方された。ステロイドを塗布すると一時的に浸出液は軽減するが、使いたくないし本当の解決にはならないと知っている(ので現在は使っていない)。指にも同じ症状が出ることがある。それとは関係なく、夜中に2~3回起きてしまう。
治療内容と症状の変化
週2回。3回目時点で、何年かぶりに1日だけ浸出液の出ない日があったとのことで、鍼治療と当院の治療方針に期待を持っていただくことができた。7回目には症状に波があるように改善している。13回目には、少しずつ良くなっている実感があるとの感想。基本的によく眠れているとのこと(中途覚醒はほぼ消失)。19回目には、来院当初の症状の強さを10とすると3くらいにまで軽減しているとのこと。ここまで治療期間約2ヵ月。31回目には同じく1か2にまで改善している。34回目辺りでは、当初にはその連動が分からなかったが、飲酒にてアトピーが悪化して同時に浸出液も悪化したとのこと。治療回数44回で次回の予約を取らず終了。治療期間約4ヵ月3週間。
まとめ
陰茎の皮膚から浸出液が出るに対する治療です。最初の問診にて、アトピー症状からくる浸出液だと考え、概ねアトピー性皮膚炎を改善させるための治療をしました。数回の治療で陰茎の浸出液も軽減させることができたので、治療の方向性が間違っていないことを確信することができました。治療を継続することで効果の蓄積ができ、症状を8割がた改善させることができました。生活習慣の乱れからくる悪化もあり最後のあと少しがなかなか進まず、しっかり完治させるに至る前に終了となってしまいました。症状に変化が出続けないと、患者側からすると治療に対する意欲が下がってしまうのは仕方のないことだと思います。治療者としては残念な気持ちもありますが、最低限の責任は果たせたと思っています。また何かあればお気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
腱鞘炎(手首の痛み)、半年前から
- その他
- M・T
- 女性
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
腱鞘炎(手首の痛み)、半年前から
腱鞘炎(手首の痛み)以外の症状
肩こり
来院されるまでの経過
およそ半年前から、ペットボトルを開けようとしたことがきっかけで、親指側の手首が痛む。整形外科でレントゲン検査を受けるが異常なしとされ、腱鞘炎と診断された。湿布を処方されたが効果なし。現在でも半年前の発症当初と比べて痛みの強さに変化なし。鍼間の範囲は広がっている。重い物を持てない、フライパンを使えないなど、日常生活にも支障が出ている。
治療内容と症状の変化
なるべく施術間隔を短くして治療を受けてほしいと伝えたが、本人の希望で1週間に1回。3回目で、なんとなく良いとの感想。4回目で、痛みは半減(5割軽減)した。5回目時点で痛みは9割がた消失し日常生活にもほぼ問題がなくなったとのことで、本院希望にて終了。治療期間約1ヵ月。
まとめ
腱鞘炎(手首の痛み)の治療です。半年も軽減しなかった痛みを、週に1回の5回の治療でほぼ消失させることができました。施術間隔を短くして治療すれば、さらに少回数短期間にて結果を出せたかもしれません。腱鞘炎を訴える患者さまは家事をされている主婦の方やスポーツをされている方が多いです。負担がかかり続けてしまうので、1回痛くなってしまうとなかなかスッキリと痛みが消えなくて困ってしまうのです。今回の症例での結果は決して珍しいものではありません。鍼治療は腱鞘炎には効果的な治療方法です。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
げっぷが多い(呑気症、そのせいで寝付けない)
- その他
- 40代
- 女性
- H・U
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
げっぷが多い(呑気症、そのせいで寝付けない)
げっぷが多い(呑気症、そのせいで寝付けない)以外の症状
腹痛(過敏性腸症候群)
来院されるまでの経過
3年前から腹痛がある。決まって朝食後に痛くなり、排便で楽になる(毎日排便はある)。精神的なストレスが原因で発症したという自覚はある。胃腸科で検査を受けても器質的に問題はなく、過敏性腸症候群と診断され、薬の服用を始めた。1年半前に薬をやめたが症状に変化なし。このころから、げっぷがでるようになった。食後1時間過ぎ辺りからげっぷが出始め、次の食事まで止まらない。そのせいで寝つきが悪い。日差あり(仕事が休みの日は症状が軽い)。首肩こりの自覚なし。腹が固い。家族が入院中。
治療内容と症状の変化
週2回。4回目時点で、就寝前のげっぷが減り、寝つきが改善された。仕事の予定が分からないとのことで6回目の予約をせずに終わり、そのまま終了。治療回数5回、治療期間約2週間。
まとめ
げっぷが多い(呑気症、そのせいで寝付けない)に対する治療です。
精神的な緊張が原因で腸の調子が悪くなっている事実から鑑みて、同じ理由で腸以外の消化器の働きが悪くなりげっぷが出るようになってしまっていると考えました。触診でも首やお腹に固さがありました。それらを緩める治療をしながら、より効率的に生活習慣を改めるために、あれこれしてもらいました。1年以上続いている症状を3回の治療で軽減させることができ、これからもっと良くしていこうという段階でしたが、予約なく、終了となりました。当然、治療を継続することで更なる改善が望めたと考えるので、私としては残念な終わりでした。また機会があればご来院ください。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
ワクチン接種後の肩の痛み(8ヵ月前から)
- その他
- 50代
- 男性
- T・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
ワクチン接種後の肩の痛み
ワクチン接種後の肩の痛み以外の症状
不眠傾向(中途覚醒)
来院されるまでの経過
8ヵ月前にコロナワクチンの接種を受けて以来、左肩を動かす時に、首から肩や背中にかけて痛みが走る。整形外科にてレントゲン検査を受けたが問題なし。関節の可動域に問題はないが、スムーズでない感がするので、ゴルフが楽しめない。舌下免疫療法中。
治療内容と症状の変化
週2回。2回目の治療で、自状態の改善を実感できた。4回目の治療時には痛みは半分くらいに軽減した。5回目時点では残りが3割ほどとの感想だった。以降の来院なし。施術期間約3週間。
まとめ
ワクチン接種後の肩の痛みの治療です。コロナワクチンの接種を受けた後にそれが原因で起きたと考えられる症状は多々あります。臨床的には炎症の症状を悪化させるケースが多いと感じています。ワクチン接種後に肩が痛くて挙がらなくなったという人は比較的多かったのではないでしょうか?その状態が改善しきらずに続いてしまうケースでしたが数回の鍼治療で順調に痛みを軽減させることができました。できれば症状ゼロにまで改善させたかったです。ワクチン接種は百害あって一利なしですが、うってしまったものは仕方ありません、それが原因と考えられる不利益を最小限にするためにも、他にお困りの方がいれば気軽にご相談いただきたいです。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感
- その他
- 20代
- 女性
- S・O
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感以外の症状
顔面神経麻痺(口から水がこぼれる、感覚鈍麻)、睡眠時間が短い
来院されるまでの経過
約3週間前に顎の骨を削る美容外科手術をした。事前に医師から説明を受けていたが、術後に片側の耳鳴りに気づいた。耳閉感も出るようになった。耳鼻科では中耳炎と診断された。浸出液を注射で取ることで耳鳴りが消失するも、2日後に再発。その後、当院に来院した。
治療内容と症状の変化
なるべく施術間隔を短くして治療。初回の治療で耳鳴りは軽減し、代わりに耳閉感のほうが気になるようになった。4回目時点で耳閉感は消失し、起床時や静かな時に耳鳴りが気になる程度。ここまで治療期間、約1週間。しかし症状に波がある。治療回数6回、治療期間約2週間にて、7回目の予約をキャンセルされ終了した。終了時には耳鳴りは気にならず、耳閉感は来院当初の半分程度にまで回復した。口の顔面神経麻痺も改善傾向であった。
まとめ
顎の骨を削る美容外科手術後の耳鳴りと耳閉感の治療です。美容外科手術は昔に比べ一般的になっていると思われます。医師から手術前に説明は受けているようですが、身体にメスを入れ傷をつけるので、望まない症状の原因になることもあります。顎の骨を削る場合には、顔面神経の運動麻痺や感覚麻痺が併発することが多いのかもしれません。当院にも、同じ目的の手術を受けた後の顔面神経の運動麻痺と感覚麻痺と顔面部のむくみの改善を希望されて来院された患者さまがいました。
この患者さまの場合は耳症状(耳鳴りと耳閉感)の改善を主目的として来院されたので、顔面神経麻痺よりもそちらを優先した治療しました。2週間6回の治療としては、じゅうぶんな効果を出せたと考えます。もうしばらく治療を継続できれば、耳症状をしっかり改善させることや顔面神経麻痺の改善もできたと思われます。あと、多忙で睡眠時間が短かったことが悔やまれます。また何かあればお気軽にご相談ください。
(同じ症状であっても状態は患者さまごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺
- その他
- 20代
- 女性
- A・H
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺
顔面神経の感覚鈍麻と運動麻痺以外のの症状
特になし
来院されるまでの経過
約1ヵ月前に、歯の噛み合わせを整える手術を受けた。現在も病院へ通い調整中。徐々に軽減はしているが、感覚鈍麻(下顎部に触れても感覚が鈍い)と運動麻痺(口をすぼめにくい・口から水がこぼれる)が残っている。ほほの腫れも残っている。
治療内容と症状の変化
患者さんの希望にて週1回。5回目時点で運動麻痺の改善の自覚はあり。7回目時点で運動麻痺は消失。以降も「治療後は楽」との感想はあるが、感覚鈍麻の明確な改善はなし。治療期間約4ヵ月間、21回で終了。
まとめ
外科手術後の顔面神経の、感覚鈍麻と運動麻痺の治療です。顔面神経の運動麻痺(原因が不明だと同症状はベル麻痺と呼ばれる)は比較的早期(約1ヵ月)で消失しましたが、感覚鈍麻に関しては芳しい結果は出せませんでした。運動麻痺は、治療期間中、一時的に軽度の再発はありましたがおおむね症状ゼロを保つことができました。可能性を言わせていただけば、施術間隔が短ければ感覚鈍麻に関しても違った結果が出せていたかもしれません。私自身としては、知識と技術の向上に精進します。また何かあれば、お気軽にご相談くださいね。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
つわり(胃もたれ・つばが多い)
- その他
- 20代
- 女性
- M・N
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
つわり(胃もたれ・つばが多い)
つわり(胃もたれ・つばが多い)以外の症状
足の冷え
来院されるまでの経過
現在妊娠11週。つわりが始まったころから、透明な痰が出る。唾液も多く、吐いてしまうこともある。一日中症状は続く。
治療内容と症状の変化
初回治療後、症状の軽減を実感できた。2回目の治療時点で胃の不快感は軽減していた。3回目の治療時点で唾液の出る量も減った。4回目の予約に来院せず終了。施術期間は1週間。
まとめ
妊娠中のつわりの治療です。つわりはその有無も含めて妊婦さんによって症状が大きく異なります。この症例の主症状は、痰・唾が多いことと胃の不快感でした。初回・2回目・3回目と徐々に症状を軽減させることができていたので、治療を継続することができればさらなる改善が望めたのではないかと予想されます。来院されなくなったのは費用対効果の問題でしょうか?それなりに改善させられていたので、一応の責任は果たせていたと考えます。
いろいろな事情はあるでしょうが、相手が治療院であっても飲食店であっても、一度予約をしたからにはキャンセルの連絡もせずに来院しないのは信頼関係を傷つけますので(二度とその治療院へ行く気持ちがないのでなければ)やめたほうがいいですね。予約キャンセルの連絡はしにくいかもしれませんが、たとえ後日であっても最低限のマナーとして断りの連絡はするべきです。(それ以前に、ある程度の人間関係が築けている場合を除きます。人間関係の問題なので、明確な線引きはなく、許容できる相手と許容できない相手がいるものです。)
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
ベル麻痺(口から水がこぼれる・目が乾く)
- その他
- 40代
- 男性
- K・K
なかやま鍼灸院での治療を目的とした主な症状
ベル麻痺(口から水がこぼれる・目が乾く)
ベル麻痺(口から水がこぼれる・目が乾く)以外の症状
めまい・吐き気
来院されるまでの経過
2ヵ月前から時々軽いめまいがあった(ぐるぐる回る)。約1週間前、めまいと吐き気が強くなり翌日に口から水がこぼれるようになった。MRIやCTにて検査するも異常なし。顔面神経麻痺と診断されたが特に薬を処方されず何とか改善させたいと来院。
治療内容と症状の変化
できる限り毎日治療に来てほしいと伝えた。3日後の3回目の治療時にはめまいと吐き気は消失。7回目時には目(まぶた)の状態はほぼ問題なし。治療開始約2週間後の8回目には口の状態も問題なし。1週間空けた9回目で目と口ともに問題なしとのことで終了とした。
まとめ
ベル麻痺は、特に発症初期での治療開始が望まれます。それは早い段階で治療を開始したほうが圧倒的に効果が大きいからです。当院での初回治療時には発症してから約1週間が過ぎていました。症状はそれほど重くなく見た目の変化も大きくはありませんでした。もともと首と肩こりやそれによる指のしびれもあったため、以後1ヵ月に1回程度の間隔で来院され、治療を継続しています。
(同じ症状であっても状態は患者さんごとに違います。万人に同じ効果を保証するものではありませんので、ご理解下さい)
適応症状一覧
- アトピー性皮膚炎の鍼灸治療
- アルコール性肝疾患の鍼灸治療
- うつ症状(鬱病)の鍼灸治療
- 円形脱毛症の鍼灸治療
- 潰瘍性大腸炎(UC)の鍼灸治療
- 過活動膀胱(間質性膀胱炎)の
鍼灸治療 - 顎関節症・はぎしりの鍼灸治療
- 肩関節周囲炎
(四十肩・五十肩)の鍼灸治療 - 肩こり・首こりの鍼灸治療
- 過敏性腸症候群(IBS)
:便秘・下痢・ガス型の鍼灸治療 - 花粉症の鍼灸治療
- 眼精疲労(目の疲れ、ドライアイ)
の鍼灸治療 - 顔面けいれんの鍼灸治療
- ぎっくり腰(急性腰痛)・
ぎっくり背中・ぎっくり首(寝違い)の鍼灸治療 - 逆流性食道炎(胃食道逆流症)の
鍼灸治療 - 外科手術後の炎症
(特に腫脹:腫れ)の鍼灸治療 - 下痢(軟便)の鍼灸治療
- 減量・ダイエット指導の鍼灸治療
- 更年期障害の鍼灸治療
- 股関節痛(変形性股関節症など)の
鍼灸治療 - ゴルフを楽しむための
鍼灸治療の鍼灸治療 - 逆子(骨盤位)の鍼灸治療
- 坐骨神経痛の鍼灸治療
- 耳管開放症・耳管狭窄症の
鍼灸治療 - 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の
鍼灸治療 - 自律神経の不調
(自律神経失調症)の鍼灸治療 - 心身症の鍼灸治療
- シンスプリントの鍼灸治療
- 陣痛促進・安産の鍼灸治療
- 睡眠時無呼吸症候群(閉塞性)の
鍼灸治療 - 頭痛の鍼灸治療
- スポーツ障害の鍼灸治療
- 生理痛の鍼灸治療
- 足底筋膜炎
(足の裏、踵の痛み)の鍼灸治療 - 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の
鍼灸治療 - 男性不妊の鍼灸治療
- 痔(ぢ)の鍼灸治療
- 椎間板ヘルニア(頚椎・腰椎)の
鍼灸治療 - 糖尿病の鍼灸治療
- 突発性難聴(聴力低下・耳鳴り・
耳閉感・めまい、など)の鍼灸治療 - 寝たきり・歩行困難・
訪問施術の鍼灸治療 - 肉離れの鍼灸治療
- 冷え性の鍼灸治療
- 膝痛(変形性膝関節症など)の
鍼灸治療 - 美容鍼灸(美顔鍼)の鍼灸治療
- 疲労回復・ストレス解消・
健康増進の鍼灸治療 - 不育症・流産の鍼灸治療
- 不妊症(不妊治療)の鍼灸治療
- 不妊治療を受けられる方への
鍼灸治療 - 不眠症(睡眠障害)の鍼灸治療
- ベル麻痺(顔面神経麻痺)の
鍼灸治療 - 便秘(慢性便秘)の鍼灸治療
- 勃起不全(ED)の鍼灸治療
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の鍼灸治療
- むくみ(浮腫み)の鍼灸治療
- むちうち(交通事故治療)の
鍼灸治療 - メニエール病の鍼灸治療
- めまい・ふらつきの鍼灸治療
- 免疫力を高める治療の鍼灸治療
- 夜尿症(子供のおねしょ)の
鍼灸治療 - 夜泣き・疳虫(かんむし)の
鍼灸治療 - 腰痛症の鍼灸治療
- (腰部)脊柱管狭窄症の鍼灸治療
- ランナーのための鍼灸治療
- 緑内障の鍼灸治療